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つみき通信

このブログは、つみきの会の代表や、会員の親御さん、セラピスト達からの便りをお届けするものです。ぜひ時々お立ち寄りください。

東京定例会報告~2023年10月1日~

10月1日(日)に開催しました東京定例会について報告致します。

<参加者数>
27名の方が参加されました。(スタッフ含)

<個別指導>
より多くのご家族に藤坂代表からのアドバイスをいただけるように前回同様、組数を5組に増やして実施しました。
「音声模倣」「数をかぞえる」「くつ下を履く」等の個別課題に対して、例えば「音声模倣」であれば「口元を良く見せる」「50音の順番通りにはやらずにランダムに行う」等、藤坂代表より個別の状況、課題に応じて丁寧にアドバイスをいただきました。
「今まで出来なかったことが出来るようになる」「効果的なアプローチ方法を学ぶことが出来た」等個別指導に参加された方だけでなく、参加者全員にとって多くの学びの時間になったと思います。

<講義「ことばの構築法」>
今回は藤坂代表に「ことばの構築法」について講義をいただきました。
今回は60分の講義の中に10分×2組のデモンストレーションを組み入れていただきました。
講義内容の聴講に加え、実際に藤坂代表に実演をいただくことで、参加者のみなさんが講義内容をより理解しやすくなり、実際に自分がABAを実施するときの参考になったと感じております。
藤坂代表、ご講義ありがとうございました。

<保護者交流会>
4つのグループに分かれ、日頃感じている課題、疑問について意見交換会を実施しました。
悩みの共有、情報交換のみならず、新たなコミュニケーションづくりの場となり、終了後は連絡先交換が所々で行われていました。

今後もABAや日々の悩み、自己課題についての学びの場として、また、情報交換及び交流の貴重な機会、時間となるよう、定例会を開催継続していきたいと思っております。
是非引き続き、また、初めてのご参加を検討されている方もお気軽に、ご参加いただければ幸いです。
次回の東京定例会は、2024年2月4日(日)を予定しております。

東京定例会スタッフ一同
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新潟定例会報告~2023年10月8日~


10月8日日曜日に開催された、新潟定例会の内容につきまして報告させていただきます。

3連休の中日ではありましたが、熱心なみなさまにご参加いただきありがとうございました。
参加者は、初めての方も含めて8家族、療育関係者2名、学生さん1名で、前回に引き続き、長野県からもご参加いただきました。
定例会は家庭的な雰囲気の中で行われました。

13:15~ 自己紹介

13:30~14:30 藤坂代表による個別指導
それぞれ約15分で、3名のお子さんと保護者の方にお願いしました。
1)大なわとびの飛び方
2)指示代名詞(あれ、これ、それ)の区別の教え方
3)初期課題:椅子への誘導から、動作模倣、マッチング

14:40~15:00 集団プログラム
今回も藤坂代表に汗をかいていただき、また、保護者の方全員に協力いただきました。子どもさんたちに楽しんでもらえました。

15:10~16:30 代表講義「身辺スキルの教え方」
1) ズボンをはく行動をステップ分けして教える。
「ウエストを持って腰まで引き上げる」ステップについて、大人が子どもさんの両方の腰に指を添えてプロンプトしてあげます、この仕方について、大人全員一人一人に、代表から直々にご指導いただきました。
2)トイレトレーニング。
最初はパンツを脱がせた状態で、おまるに座らせ、排尿したらおまるから解放し、しばらく遊ばせます。
その時に、あらかじめ水分をたくさん取らせておくことが重要です。排尿したら、時々、追加の水分を取らせます。
そしてまた、おまるに座らせます。
この動画は、Lovaasの「The ME BOOK」に添付されていたそうです。
その一部はYoutubeで公開されていますので、イメージはつかむことができます。
やっとこの動画を見つけました:
https://www.youtube.com/watch?v=Qdg9Y5hlQaE&list=PL7157610CA6C61D8C&index=5

参加された皆様、本当にありがとうございました。
次回開催は2024年3月3日(日)です。
皆様のご参加をお待ちしております。
新潟県外の方も、よかったらどうぞいらしてください。

新潟定例会スタッフ

10月29日福岡定例会報告

2023/10/29(日)福岡定例会を開催しましたのでご報告いたします。
7月に行う予定でした定例会は参加人数が少なく中止とさせていただきました。
その前の3月はSVの松井さんが代表と交代して定例会を開催してくださいましたので、
実は藤坂代表の定例会は22.11/13以来という約1年ぶりとなりました。

私は司会進行が得意ではないので(ご参加の皆さまいたらずですみません)始まりはゆるっと開始されました。
今回は、遠方からお見えになった2家族と療育関係者さん、定例会スタッフ2名のこじんまりした会となりました。
人数が少ない分、アットホームな雰囲気でそれはそれで良かったように思いました。

【個別指導】
3歳男の子が音声模倣と4歳女の子がたし算をされていました。

(音声模倣)
タピオカのストローで『う』の音が3度ほど発声できました。

(たし算)
プリント学習が難しいのと、モチベーションが保てないとのことで代表が交代してセラピー。
まずは丸を書いて丸が何個あるか、から始まり、丸を全部数えたらいくつか、それから数字化する方法を取ることによりたし算ができるようになりました。
もう一つの方法は積み木を使用し、合わせたら何個かという方法でも取り組まれていました。

2人のお子さんは、個別指導の設定時間が長いのにも関わらず集中してセラピーに取り組んでいました。

【般化訓練】
久しぶりの般化訓練となりました。ご参加の親御さんは他のお子さんのセラピーをされるのは緊張されたと思いますが、参加のお子さんは他の人や場所と環境が変わっても指示に応じて頑張っていました。

いつも般化訓練中はりんごを食べてらっしゃる代表ですが笑
りんごを召し上がらず参加されて、課題の今後の展開の仕方もアドバイスくださりました。
セラピー後の親御さんへのコメントは励みにもなりますし、自分では気づかない新しい気づきもあり大変貴重な時間となったように思います。

【集団プログラム】
集団プログラムは兄弟児を合わせて5人でした。
名前を言う、名前を呼ばれたら返事をする、簡単な手遊び歌、ロープを使ってジャンプしてタンバリンを叩く、〇〇取ってきて、みんなで手を繋いで円になって歌いながら簡単な指示に応えながら踊ったりをしました。
お子さんたちは楽しそうに取り組んでいました。

【講義】
日常生活内での会話の育て方 というテーマで講義をしていただきました。
会話に至るまでの大事な課題についてお話くださり、初級課題の重要さを改めて確認した良い機会となりました。

【質疑応答】
時間の関係上あまり多く質疑応答時間は取れませんでしたが、3つの質問に代表にお応えいただきました(すみません割愛します)。

【まとめ】
今回は特別なゲストをお招きするわけでもなく、コロナ前のいつもの定例会スタンスで実施させていただきました。

結果、アットホームで距離感を感じない終始和やかな雰囲気でした。
また明日から頑張ろうというモチベーションアップに繋がる良き半日となったように思います。
次回開催は、3/17(日) 13:10〜ふくふくプラザです。
定例会はお勉強のみならず、横の広がりも作れるチャンスです。
普段孤独に奮闘するセラピーや子育ての息抜きにぜひご参加ください。

皆様のご参加お待ちしております。

福岡定例会に対するご要望や質問などありましたら福岡定例会スタッフまでご連絡ください。
また引き続き定例会スタッフ大募集です!
どうぞ宜しくお願い致します。

福岡定例会スタッフ

7月2日新潟定例会報告

7月2日日曜日に開催された、新潟定例会の内容につきまして報告させていただきます。
今回は、新潟県だけでなく、長野県にお住いの正会員の方もご参加くださいました。
また、県内の発達支援事業所のスタッフのみなさま、病院スタッフ、医師、大学院生の学生さんにもご参加いただきました。
また、ABA SPEAKSの理事の数名の方にもご参加いただき、かつてない賑わいでした。

13:15~自己紹介

13:30~14:50 藤坂代表による個別指導
それぞれ約10分で、3名のお子さんと保護者の方にお願いしました。
ギャラリーが多い中、お子さんたちは堂々と代表のセラピーを受けていました。
みんなとても可愛かったです。
それぞれ「音声模倣」、「箸の使用、鉛筆の持ち方」、「音声指示」、「「あげた」「もらった」について」など、
指導いただきました。

15:50~15:15集団プログラム(動作模倣、頭肩膝ポン、場所の移動を伴う動作模倣、トンネルくぐり)
代表に汗をかいていただき、また、NOTIAの先生方やABA SPEAKSの皆様のご協力もあり、有意義にできました。

15:30~16:30 丸山隆子先生(国立病院機構 南和歌山医療センター 小児科勤務)
講義「ABAセラピーのコツ」及び質疑応答
テキストにはあまり書かれていないような、セラピーのコツやアイディアについて、たくさんのお話がありました。
個人的には
※ 子どもがよそ見をしている時には、呼ばずに待ち、こちらを向いてくれる時に、さっとプロンプト付きで課題を正解させて強化する、
※ 子どもが課題を回避するような「かわいいおしゃべり」をしてきても、それに乗ってはいけない、
※ 発語がゆっくりでも、ひらがなが読めるようになることはある。ひらがなが読めることで、子どもが自分と家族の安全を守った実例がある、
このような内容が、とても新鮮な学びになりました。
また、丸山先生には、事業所のスタッフの方からの事前質問にも回答いただきました。
質疑応答では、トイレトレーニングについてアドバイスしてくださいました。

今回は、特に個別指導を受けられた保護者の方は、緊張されたかもしれませんが、
代表以外にも、大勢の「ABAのベテランのみなさま」に見守られて、よい時間になっていたら嬉しく感じます。

参加された皆様、本当にありがとうございました。次回開催は2023年10月8日(日)です。
皆様のご参加をお待ちしております。
新潟県外の方も、よかったらどうぞいらしてください。

支援者養成講座 神戸 やってます

こんにちは。
現在つみきの会では支援者養成講座を開催しています。

毎年夏と冬に神戸と東京で開催者いているのですが、ABAを目指す支援者の方々に好評をいただいているそうです。
つみきの会では、ご家族にご協力いただいて、実際にお子さん相手にセラピーの練習をさせていただく機会を設けています。
大人同士で「大人役」「子ども役」でやるのではなく、実践です。
皆さん最初は手が震えるくらい緊張していますが、
その経験を乗り越えると本当に実際に現場でセラピー出来るようになっていきます。

参加するにも、参加する前に試験があり、合格しないと参加できないと言うハードルの高さ。
でも、それくらい真剣に勉強していただかなくては、デモに参加していただくご家族にも迷惑になりますからね。

連日灼熱が続いていますが、その中でも神戸ではきっとABAの熱が燃え上がっているのではないでしょうか。

参加者の皆さん、頑張ってください―!

つねきち

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プロフィール

つみき通信

Author:つみき通信
NPO法人つみきの会は自閉症、広汎性発達障害という障害をもった子どもたちに、ABA早期家庭集中療育(ABAホームセラピー)を施す親とそれを支援する療育関係者の集まりです。
ABA療育に関心のある方なら、どなたでも参加頂けます。

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