10月2日東京定例会
10月2日(日)に東京定例会を開催しました。
定例会の内容
<個別指導>
2組の方が参加されました。
■離席への対応
■不明瞭な発音への対応
<保護者交流会>
4つのグループに分かれ、以下のテーマと日頃感じている課題、疑問について意見交換会を実施。
グループ1 : 自傷行為への対処法について
グループ2 : 就学と習いごとについて
グループ3 : ABAを継続するコツと初期段階で大事なことについて
グループ4 : 仕事との両立について
<講義 「教え方の基本」>(藤坂代表)
■スモールステップ
■プロンプト
■モチベーションを高める工夫
■強化
等についての講義がありました。
今回もコロナ感染対策を最優先に「託児なし」「20名程度での開催」としました。
次回の東京定例会は、2023年2月5日(日)を予定しております。
定例会の内容
<個別指導>
2組の方が参加されました。
■離席への対応
■不明瞭な発音への対応
<保護者交流会>
4つのグループに分かれ、以下のテーマと日頃感じている課題、疑問について意見交換会を実施。
グループ1 : 自傷行為への対処法について
グループ2 : 就学と習いごとについて
グループ3 : ABAを継続するコツと初期段階で大事なことについて
グループ4 : 仕事との両立について
<講義 「教え方の基本」>(藤坂代表)
■スモールステップ
■プロンプト
■モチベーションを高める工夫
■強化
等についての講義がありました。
今回もコロナ感染対策を最優先に「託児なし」「20名程度での開催」としました。
次回の東京定例会は、2023年2月5日(日)を予定しております。
スポンサーサイト
東京定例会の報告
皆さまお世話になっております。
東京定例会スタッフです。
11/7(日)に行いました東京定例会の報告を致します。
今回は、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたこともあり、感染対策をとりながら、会場参加とオンライン(参加者の顔が見え・対話できるミーティング形式)の同時並行の定例会を開催いたしました。参加家族は25組 うち会場参加は4名の方が参加されました。
<個別指導>
個別指導1組目
【線模倣(ひらがなの指導)】
「よ」が自力でかけるようになるまでのステップ
① 大人が紙の右端に見本で小さく「よ」を書く
大人「これなに?」
子供「よ」
大人が「こうして」で文字を書き子供に模倣させる。
子供 完成した「よ」を見て確認する。
再び見本の小さい「よ」を読ませ、その後文字を手で隠す。「こうして」で文字を書き模倣させる。
書いた文字を確認することで記憶に残る。
模倣ばかりやると頭の中で思い描いて再現する力が育ちにくいので、2施行目以降は見本を隠して、手本を徐々にフェーディングしていく。
【「~したらどうする?」】
① 「お腹が空いたらどうする?」→「ごはんを食べる」
② 「のどが乾いたらどうるる?」→「お茶を飲む」
お菓子とお茶といった質問に対応した物を並べ、質問内容に応じて選ばせるとよい。
個別指導2組目
【数の概念 1~3までの数】
言われた数のつみきを触る課題。
大人「いち」
子供「いち」と言いつみきに触れる
音と実際の数が結びつくことを教える。学習にのりやすいように良い強化子を見つけること。強化子が有効なうちに深入りせずに良いところで切り上げると良い。
個別指導についてのアンケートでは「個別指導をじっくり見ることが出来たのがとてもよかった。」「藤坂代表の視点や工夫点、深追いをどの程度で線引きするかなど、とても参考になった。」「代表のお子さんへの接し方、指導の仕方が大変参考になった」
などのご意見をいただきました。
<代表の講義>
「VB(言語行動)指導法とは」
VB指導法とは、ロバース博士のDTTや、ケーゲル博士のPRTと並ぶ、ABAの有力な療育法です。
先日出版された「VB指導法」(学苑社)
について取り上げ、代表目線でVB指導法について分かりやすく、批判的な面も含めて紹介していただきました。
アンケートでは「セラピーの時に役立つと思いました。また、VBの仕組みが分かり、良いところは使っていきたいと思いました。」「VB指導法の概要が知ることができ、ABAをまた一つ柔軟に捉えることが出来たと思う。」などのご意見をいただきました。
<ブレイクアウトセッション>
オンラインでは5グループに分かれて「藤坂代表の講義を受けて考えたこと感じたこと」「園や学校の先生への上手な伝え方」「親子で楽しくセラピーを続けるためのコツや工夫について」「子供の気になる行動について」などのテーマから話題を取り上げて意見交換をしました。会場参加の方は、それぞれ自己紹介を兼ねたミニ交流会をしていただきました。
<質疑応答>
藤坂代表に事前にいただいた質問5件と、定例会中にいただいた質問、ブレイクアウトセッション中に上がった質問に回答していただきました。
オンラインによる定例会は参加のしやすさがある一方、会場開催での定例会ならではの良さもあるように思います。例えば、保護者がABAを知る窓口としての役割や、般化訓練を保護者同士で行うことで励みになる、障害のある子供をもつ親同士の交流、運営スタッフの交流などです。保護者の出会いと学びの場となるような定例会が運営できるように準備を進めていきます。
次回の2022年2月20日(日)の東京定例会は、オンラインではなく会場での開催を予定しております。
東京定例会スタッフ
東京定例会スタッフです。
11/7(日)に行いました東京定例会の報告を致します。
今回は、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたこともあり、感染対策をとりながら、会場参加とオンライン(参加者の顔が見え・対話できるミーティング形式)の同時並行の定例会を開催いたしました。参加家族は25組 うち会場参加は4名の方が参加されました。
<個別指導>

【線模倣(ひらがなの指導)】
「よ」が自力でかけるようになるまでのステップ
① 大人が紙の右端に見本で小さく「よ」を書く

大人「これなに?」

子供「よ」
大人が「こうして」で文字を書き子供に模倣させる。

子供 完成した「よ」を見て確認する。

再び見本の小さい「よ」を読ませ、その後文字を手で隠す。「こうして」で文字を書き模倣させる。
書いた文字を確認することで記憶に残る。
模倣ばかりやると頭の中で思い描いて再現する力が育ちにくいので、2施行目以降は見本を隠して、手本を徐々にフェーディングしていく。
【「~したらどうする?」】
① 「お腹が空いたらどうする?」→「ごはんを食べる」
② 「のどが乾いたらどうるる?」→「お茶を飲む」
お菓子とお茶といった質問に対応した物を並べ、質問内容に応じて選ばせるとよい。

【数の概念 1~3までの数】
言われた数のつみきを触る課題。
大人「いち」
子供「いち」と言いつみきに触れる

音と実際の数が結びつくことを教える。学習にのりやすいように良い強化子を見つけること。強化子が有効なうちに深入りせずに良いところで切り上げると良い。
個別指導についてのアンケートでは「個別指導をじっくり見ることが出来たのがとてもよかった。」「藤坂代表の視点や工夫点、深追いをどの程度で線引きするかなど、とても参考になった。」「代表のお子さんへの接し方、指導の仕方が大変参考になった」
などのご意見をいただきました。
<代表の講義>

VB指導法とは、ロバース博士のDTTや、ケーゲル博士のPRTと並ぶ、ABAの有力な療育法です。
先日出版された「VB指導法」(学苑社)

アンケートでは「セラピーの時に役立つと思いました。また、VBの仕組みが分かり、良いところは使っていきたいと思いました。」「VB指導法の概要が知ることができ、ABAをまた一つ柔軟に捉えることが出来たと思う。」などのご意見をいただきました。
<ブレイクアウトセッション>
オンラインでは5グループに分かれて「藤坂代表の講義を受けて考えたこと感じたこと」「園や学校の先生への上手な伝え方」「親子で楽しくセラピーを続けるためのコツや工夫について」「子供の気になる行動について」などのテーマから話題を取り上げて意見交換をしました。会場参加の方は、それぞれ自己紹介を兼ねたミニ交流会をしていただきました。
<質疑応答>
藤坂代表に事前にいただいた質問5件と、定例会中にいただいた質問、ブレイクアウトセッション中に上がった質問に回答していただきました。
オンラインによる定例会は参加のしやすさがある一方、会場開催での定例会ならではの良さもあるように思います。例えば、保護者がABAを知る窓口としての役割や、般化訓練を保護者同士で行うことで励みになる、障害のある子供をもつ親同士の交流、運営スタッフの交流などです。保護者の出会いと学びの場となるような定例会が運営できるように準備を進めていきます。

次回の2022年2月20日(日)の東京定例会は、オンラインではなく会場での開催を予定しております。
東京定例会スタッフ
2019年7月7日東京定例会開催報告
2019年7月7日東京定例会を開催いたしました。
32家族、大人45名、子ども13名が参加しました。
そのうち11家族が初参加でした。
【個別指導】
1組目:音声指示
・すでにできる音声指示を出して勢いをつけ、
その次にできない音声指示を出すと成功しやすい。
・音声指示『ほっぺ』に対して、お子さんが音声模倣で『ほっぺ』と言っているので、
視覚プロンプト(大人がほっぺを触って見せる)をしながら『ほっぺ』の指示を出して教える。
2組目:音声模倣(2音節)
・お子さんは、「ぶた」「わた」など、「た」で終わる言葉が苦手なので、
まずは「母音+た」の二音節、「あった」「いった」「おった」などを練習する。
3組目:動作模倣
・「タッチ」ができるので、大人が手を上に挙げて、子どもがタッチしそうになった瞬間に大人が手を後ろに引いてタッチさせないようにすると、「はーい(手を挙げる)」の動作模倣になる。
(これを両手でやると「ばんざい」の動作模倣になる。)
【般化訓練】
3家族×4グループ=12家族が参加しました。そのうち初参加の方は2家族でした。
各グループ、熱心にセラピーに取り組み、意見交換をしました。
【集団プログラム】
動作模倣、手遊び歌、ボランティアさんがつくったトンネル(高・低)くぐりをしました。
みんな楽しんでいました。
【講義】数の教え方
・数唱を教える時、4は「よん」、7は「なな」と教えた方がよい。
(4を「し」と教えると、「4個」のことを「しこ」と読んでしまう場合が多い。)
・「○個ちょうだい」
5個以上の数で「○個ちょうだい」と指示を出すとき、まずは3個から練習する。
(3個ならパッと見てわかるので、指定された数に達したことに気がつきやすい。)
今回、ボランティアさん13名、ノティアセラピストさん2名にご協力いただきました。
貴重なお休みの日にご協力いただき、ありがとうございました。
次回の東京定例会は2020年1月頃に、川崎生涯学習プラザでの開催を予定しております。
初心者の方も大歓迎です。お気軽にお越しくださいませ。
32家族、大人45名、子ども13名が参加しました。
そのうち11家族が初参加でした。
【個別指導】
1組目:音声指示
・すでにできる音声指示を出して勢いをつけ、
その次にできない音声指示を出すと成功しやすい。
・音声指示『ほっぺ』に対して、お子さんが音声模倣で『ほっぺ』と言っているので、
視覚プロンプト(大人がほっぺを触って見せる)をしながら『ほっぺ』の指示を出して教える。
2組目:音声模倣(2音節)
・お子さんは、「ぶた」「わた」など、「た」で終わる言葉が苦手なので、
まずは「母音+た」の二音節、「あった」「いった」「おった」などを練習する。
3組目:動作模倣
・「タッチ」ができるので、大人が手を上に挙げて、子どもがタッチしそうになった瞬間に大人が手を後ろに引いてタッチさせないようにすると、「はーい(手を挙げる)」の動作模倣になる。
(これを両手でやると「ばんざい」の動作模倣になる。)
【般化訓練】
3家族×4グループ=12家族が参加しました。そのうち初参加の方は2家族でした。
各グループ、熱心にセラピーに取り組み、意見交換をしました。
【集団プログラム】
動作模倣、手遊び歌、ボランティアさんがつくったトンネル(高・低)くぐりをしました。
みんな楽しんでいました。
【講義】数の教え方
・数唱を教える時、4は「よん」、7は「なな」と教えた方がよい。
(4を「し」と教えると、「4個」のことを「しこ」と読んでしまう場合が多い。)
・「○個ちょうだい」
5個以上の数で「○個ちょうだい」と指示を出すとき、まずは3個から練習する。
(3個ならパッと見てわかるので、指定された数に達したことに気がつきやすい。)
今回、ボランティアさん13名、ノティアセラピストさん2名にご協力いただきました。
貴重なお休みの日にご協力いただき、ありがとうございました。
次回の東京定例会は2020年1月頃に、川崎生涯学習プラザでの開催を予定しております。
初心者の方も大歓迎です。お気軽にお越しくださいませ。
2018年10月15日東京定例会開催報告
2018年10月15日東京定例会を開催いたしました。
今回は35家族、大人52名、子ども11名が参加してくださいました。
そのうち初参加は17家族でした。
【個別指導】
1組目:三音節以上の表出
絵カードを見ながら子どもに表出させているが、しょうぼうしゃ→ぼうしゃ、
しんかんせん→かんせん、となりうまく言えない。
お子さんは、さ行の発音が苦手なので、さ行以外の音から始まる
三音節(バナナやたまごなど)からやってみる。
まず、絵カードの受容ができるかどうか確認する。
しょうぼうしゃは、大人が「しょう、ぼう、しゃ」と発音して音声模倣させる。
しんかんせん→かんせん、と表出しているので大人が「し」だけプロンプトして、
子どもに「しんかんせん」と言わせる。
2組目:身体部位の受容
頭とお腹の弁別ができない。
お子さんは身体部位の受容が苦手だが、動作模倣はできているので、
「あたま」と音声指示を出すと同時に動作模倣のプロンプトをする。
頭は「あたま」、お腹は「おなかポンポン」、膝は「手はおひざ」の
音声指示から始めると、子どもにわかりやすい。
3組目:「ここ」「そこ」、「いる」「ある」の弁別
子どもの近くにトラ、遠くにパンダを置く。「とらどこ?」で子どもが「ここ」と言いながら
近くにあるトラを指差す、「パンダどこ」で「そこ」と遠くにいるパンダを指差す。
この課題はできているが、途中で人形を叩いてあそんでしまい、
質問に答えなくなることがあるので、叩く前に制止すること。
次に、ピカチュウは「いる」、りんごは「ある」と言わせる課題。
(人間、動物、キャラクターは「いる」、無生物は「ある」)
子どもに分かり易くするため、まずは、動物(ペンギン、トラ、パンダ)と
乗り物(車、飛行機、バス)の2種類だけを用意し、「いっしょにして。」と指示を出し、
分類分けできるかを確認する。
分類分けできたら、動物は「いる」、乗り物は「ある」と教えていく。
【般化訓練】
3家族×3グループ=9家族が参加しました。今回、般化訓練・初参加の方は3家族でした。
皆さん、真剣に課題に取り組み、笑顔で強化していらっしゃいました。
見学の方も真剣な眼差しでご覧になっていました。
【集団プログラム】
今回は、動作模倣、手遊び歌、輪になって歩きながら笛が鳴ったら座る・タンバリンを叩いたら逆回転、
ボランティアさんがつくったトンネルくぐり、などをしました。
ボランティアさんが二人一組で向かい合って両手を繋ぎ、地面に腕を付けた状態の上を、
子どもたちが飛び越える(梯子跨ぎのような状態)では、猛スピードで走り抜ける子ども、
慎重に跨ぐ子どもなど、様々な姿が見られました。親も子も、ボランティアさんも楽しく参加しました。
【講義】SST(ソーシャルスキルトレーニング)
・教示→モデリング→リハーサル→フィードバックの手順を踏みます。
・モデリングでは、手本を見せる大人の演技力が大切
・悪い手本を見せたあと「どこが悪かった?」と「どうしたらいい?」と質問して子どもに答えさせる
・良い手本を見せたあとに子どもに「マルです」と言わせ、子どもにも実践させる
今回も、実演を交えながらの講義で、大変わかりやすかったです。
藤坂代表がお子さんと取り組まれていたピアトレーニングや、
大阪で行われていたSSTの映像も見せていただけたので、大変勉強になりました。
今回の定例会は、ボランティアさん9名、ノティアセラピストさん3名にご協力いただきました。
大変お世話になりました。ありがとうございました。
次回の東京定例会は2019年1月12日(土)、川崎生涯学習プラザでの開催を予定しております。
皆さまのご参加をお待ちしています。
今回は35家族、大人52名、子ども11名が参加してくださいました。
そのうち初参加は17家族でした。
【個別指導】
1組目:三音節以上の表出
絵カードを見ながら子どもに表出させているが、しょうぼうしゃ→ぼうしゃ、
しんかんせん→かんせん、となりうまく言えない。
お子さんは、さ行の発音が苦手なので、さ行以外の音から始まる
三音節(バナナやたまごなど)からやってみる。
まず、絵カードの受容ができるかどうか確認する。
しょうぼうしゃは、大人が「しょう、ぼう、しゃ」と発音して音声模倣させる。
しんかんせん→かんせん、と表出しているので大人が「し」だけプロンプトして、
子どもに「しんかんせん」と言わせる。
2組目:身体部位の受容
頭とお腹の弁別ができない。
お子さんは身体部位の受容が苦手だが、動作模倣はできているので、
「あたま」と音声指示を出すと同時に動作模倣のプロンプトをする。
頭は「あたま」、お腹は「おなかポンポン」、膝は「手はおひざ」の
音声指示から始めると、子どもにわかりやすい。
3組目:「ここ」「そこ」、「いる」「ある」の弁別
子どもの近くにトラ、遠くにパンダを置く。「とらどこ?」で子どもが「ここ」と言いながら
近くにあるトラを指差す、「パンダどこ」で「そこ」と遠くにいるパンダを指差す。
この課題はできているが、途中で人形を叩いてあそんでしまい、
質問に答えなくなることがあるので、叩く前に制止すること。
次に、ピカチュウは「いる」、りんごは「ある」と言わせる課題。
(人間、動物、キャラクターは「いる」、無生物は「ある」)
子どもに分かり易くするため、まずは、動物(ペンギン、トラ、パンダ)と
乗り物(車、飛行機、バス)の2種類だけを用意し、「いっしょにして。」と指示を出し、
分類分けできるかを確認する。
分類分けできたら、動物は「いる」、乗り物は「ある」と教えていく。
【般化訓練】
3家族×3グループ=9家族が参加しました。今回、般化訓練・初参加の方は3家族でした。
皆さん、真剣に課題に取り組み、笑顔で強化していらっしゃいました。
見学の方も真剣な眼差しでご覧になっていました。
【集団プログラム】
今回は、動作模倣、手遊び歌、輪になって歩きながら笛が鳴ったら座る・タンバリンを叩いたら逆回転、
ボランティアさんがつくったトンネルくぐり、などをしました。
ボランティアさんが二人一組で向かい合って両手を繋ぎ、地面に腕を付けた状態の上を、
子どもたちが飛び越える(梯子跨ぎのような状態)では、猛スピードで走り抜ける子ども、
慎重に跨ぐ子どもなど、様々な姿が見られました。親も子も、ボランティアさんも楽しく参加しました。
【講義】SST(ソーシャルスキルトレーニング)
・教示→モデリング→リハーサル→フィードバックの手順を踏みます。
・モデリングでは、手本を見せる大人の演技力が大切
・悪い手本を見せたあと「どこが悪かった?」と「どうしたらいい?」と質問して子どもに答えさせる
・良い手本を見せたあとに子どもに「マルです」と言わせ、子どもにも実践させる
今回も、実演を交えながらの講義で、大変わかりやすかったです。
藤坂代表がお子さんと取り組まれていたピアトレーニングや、
大阪で行われていたSSTの映像も見せていただけたので、大変勉強になりました。
今回の定例会は、ボランティアさん9名、ノティアセラピストさん3名にご協力いただきました。
大変お世話になりました。ありがとうございました。
次回の東京定例会は2019年1月12日(土)、川崎生涯学習プラザでの開催を予定しております。
皆さまのご参加をお待ちしています。
2018年7月15日東京定例会開催報告
2018年7月15日東京定例会を開催いたしました。
今回は37家族、大人52名、子ども11名の参加でした。
そのうち16家族が初参加でした。
【個別指導】
1組目:単音の音声模倣
・発声できる単音が少ない場合は、似た音が出た時も強化する。
・口や舌の動作模倣が難しい子には、親が指を使って身体プロンプトする。
・お子さんは舌は出せているので、舌を少し出した状態で舌の下に指を軽く置き、「た」の発音と同時に指をはなす。
2組目:色+物の名前の受容的命名
赤と青の飛行機を並べて「赤い飛行機ちょうたい」だと子どもがやるが、赤と青のつみきになるとやらなくなる。
・まずは、同じ色で別のもの、赤い飛行機と赤いペンで受容的命名ができるかどうか確認する。
・子どもにとって飛行機は印象が強く、つみきは弱い。赤と青のペンでやってみてはどうか。
・「赤い飛行機ちょうだい」ではなく「赤、飛行機」という簡潔な指示にした方が子どもに意図が伝わる。
・物の名前を教える時に親御さんは「ちょうだい」と言わないように。
子どもが正解を選んだ後で、親が「ちょうだい」と言ったり手を差し出すと、それがヒントになってしまう。
親御さんが指示を出したのと同時か直後(お子さんが選ぶ前)に、手を差し出すこと。
3組目:動作模倣
・既に習得している動作模倣を利用して新しいものを教える。例えば「タッチ」の模倣はできているので、それを利用する。
親が片手でタッチする風に斜め上に手を差し出し、子どもが手を出してタッチしようとした瞬間に
親が出していた手を少し後ろに引いてタッチさせないようにすると、子どもの動作が「はーい」の動作模倣になる。
同じように「ハイタッチ」を利用して「バンザイ」の動作模倣にすることができる。
・習得済みの簡単な課題を連続的に成功させて勢いをつけると、できない課題も成功できることがある。
【般化訓練】
3家族×3グループ=9家族が参加しました。
今回は般化訓練に初参加の方が多かったですが、親同士で意見交換しながら
積極的にセラピーに取り組んでいる姿が見られました。
子どもの頑張っている姿に、見学の方から歓声や拍手も沸いていました。
【集団プログラム】
今回は、動作模倣、手遊び歌、輪になって歩きながら笛が鳴ったら座る・鈴が鳴ったら逆回転、トンネルくくり、親子リレーなどを行いました。
子どもたちも楽しそうに参加していました。
【講義】コンプライアンスとモチベーション
ABAセラピーにおいて「コンプライアンス」とは「大人の指示に従う姿勢」のことです。「モチベーション」とは「課題に前向きに取り組もう、反応しようという前向きな意欲」のことです。
コンプライアンス形成において、やってはいけないこと、どう対処すればよいかについてセラピーの様子を実演しながらご説明いただきました。
子どものモチベーションを高める工夫として、強化子の価値を高める手法や、教材は少し値段が高くても質の良い物を選ぶ、課題自体を楽しいものにする、などもご紹介いただきました。
今回は、実演を交えながらの講義でしたので、セラピーを始めたばかりの方には大変わかりやすかったと思います。
また、細かい手法までご説明いただけたので、セラピー経験を積まれている方も勉強になったと思います。
次回の東京定例会は、10月21日(日)、川崎生涯学習プラザでの開催を予定しております。
皆さまのご参加をお待ちしています。
今回は37家族、大人52名、子ども11名の参加でした。
そのうち16家族が初参加でした。
【個別指導】
1組目:単音の音声模倣
・発声できる単音が少ない場合は、似た音が出た時も強化する。
・口や舌の動作模倣が難しい子には、親が指を使って身体プロンプトする。
・お子さんは舌は出せているので、舌を少し出した状態で舌の下に指を軽く置き、「た」の発音と同時に指をはなす。
2組目:色+物の名前の受容的命名
赤と青の飛行機を並べて「赤い飛行機ちょうたい」だと子どもがやるが、赤と青のつみきになるとやらなくなる。
・まずは、同じ色で別のもの、赤い飛行機と赤いペンで受容的命名ができるかどうか確認する。
・子どもにとって飛行機は印象が強く、つみきは弱い。赤と青のペンでやってみてはどうか。
・「赤い飛行機ちょうだい」ではなく「赤、飛行機」という簡潔な指示にした方が子どもに意図が伝わる。
・物の名前を教える時に親御さんは「ちょうだい」と言わないように。
子どもが正解を選んだ後で、親が「ちょうだい」と言ったり手を差し出すと、それがヒントになってしまう。
親御さんが指示を出したのと同時か直後(お子さんが選ぶ前)に、手を差し出すこと。
3組目:動作模倣
・既に習得している動作模倣を利用して新しいものを教える。例えば「タッチ」の模倣はできているので、それを利用する。
親が片手でタッチする風に斜め上に手を差し出し、子どもが手を出してタッチしようとした瞬間に
親が出していた手を少し後ろに引いてタッチさせないようにすると、子どもの動作が「はーい」の動作模倣になる。
同じように「ハイタッチ」を利用して「バンザイ」の動作模倣にすることができる。
・習得済みの簡単な課題を連続的に成功させて勢いをつけると、できない課題も成功できることがある。
【般化訓練】
3家族×3グループ=9家族が参加しました。
今回は般化訓練に初参加の方が多かったですが、親同士で意見交換しながら
積極的にセラピーに取り組んでいる姿が見られました。
子どもの頑張っている姿に、見学の方から歓声や拍手も沸いていました。
【集団プログラム】
今回は、動作模倣、手遊び歌、輪になって歩きながら笛が鳴ったら座る・鈴が鳴ったら逆回転、トンネルくくり、親子リレーなどを行いました。
子どもたちも楽しそうに参加していました。
【講義】コンプライアンスとモチベーション
ABAセラピーにおいて「コンプライアンス」とは「大人の指示に従う姿勢」のことです。「モチベーション」とは「課題に前向きに取り組もう、反応しようという前向きな意欲」のことです。
コンプライアンス形成において、やってはいけないこと、どう対処すればよいかについてセラピーの様子を実演しながらご説明いただきました。
子どものモチベーションを高める工夫として、強化子の価値を高める手法や、教材は少し値段が高くても質の良い物を選ぶ、課題自体を楽しいものにする、などもご紹介いただきました。
今回は、実演を交えながらの講義でしたので、セラピーを始めたばかりの方には大変わかりやすかったと思います。
また、細かい手法までご説明いただけたので、セラピー経験を積まれている方も勉強になったと思います。
次回の東京定例会は、10月21日(日)、川崎生涯学習プラザでの開催を予定しております。
皆さまのご参加をお待ちしています。