札幌定例会のお知らせ
みなさま、こんにちは。
札幌は10月に入り、ぐっと気温が下がってきました。
今日は最高気温が13度、最低が6度です。
近隣の山々は紅葉が見ごろとなり、
我が家ではもう暖房なしでは
いられない季節になってしまいました
さて、次回の札幌定例会の詳細が決まり、
参加募集が始まりましたのでお知らせいたします。
12月という、寒くて忙しい季節での開催になりますが、
みなさまのご参加をお待ちしております
【日程】12月9日(日)13:00~16:50
【場所】札幌市西区民センター
札幌市西区琴似2条7丁目
第4会議室/児童集会室
【参加費】 2000円(1家族)
託児:1名につき2000円の予定
【講義内容】 「Verbal Behavior(言語行動)」
お申込みの詳細はつみきの会HP
セミナー・定例会のお知らせをご覧ください。
札幌は10月に入り、ぐっと気温が下がってきました。
今日は最高気温が13度、最低が6度です。
近隣の山々は紅葉が見ごろとなり、
我が家ではもう暖房なしでは
いられない季節になってしまいました

さて、次回の札幌定例会の詳細が決まり、
参加募集が始まりましたのでお知らせいたします。
12月という、寒くて忙しい季節での開催になりますが、
みなさまのご参加をお待ちしております

【日程】12月9日(日)13:00~16:50
【場所】札幌市西区民センター
札幌市西区琴似2条7丁目
第4会議室/児童集会室
【参加費】 2000円(1家族)
託児:1名につき2000円の予定
【講義内容】 「Verbal Behavior(言語行動)」
お申込みの詳細はつみきの会HP
セミナー・定例会のお知らせをご覧ください。
スポンサーサイト
名古屋療育ライフ その7 なぜ、”いっしょにする”ことからはじめるのか
息子に家でセラピーを始めた頃の事から書こうとして、なぜ、つみきをおわんにいれたり、物をいっしょにすることから始めるの?と今になって疑問がわきました。
当時の私は、自閉症の有効な治療法として科学的根拠を持っているのはABAだけなのだから、やるしかない。と覚悟して、やり方を覚えるのに必死だったのと、理屈を読むと悲しくなってしまい、冷静にセラピーができなくなりそうでした。
その頃主人が何気なく、「この子は人まねをしないよね。だから覚えないんだ」と言ったのを思い出しました。
素人が言った言葉なので、ABAの始祖であるロバース博士は、どう説明されているのか?
昨年出版された、”自閉症児の教育マニュアル”を図書館で借りて、拾い読みしてみました。
”発達に遅れのある場合、人の行動の模倣が遅れたり欠けたりする。模倣は学習の非常に有効で、重要な手段である”と書かれています。
そうだった。まねをしたくない、まねに興味がない、まねができない、それらが重なり合っていたように思われました。
でもまねしてくれないことには、何も教えられません。
まねをすること自体を、一番最初に教えなくてはならないということでしょう。
まね、の一番の初歩が、入れる、いっしょにする、ことで、目で見て、単純な腕や手の動きをすること。腕や手は、こちらが持って誘導することもできる。
言葉を早く教えたいが、耳で聞いて、口の形も見たら2つの情報から、声帯や唇や顔の筋肉を動かす、といった複雑なまねは、とても高度で介助にも限界がある。だから後になってから教える、と想像がつきます。
藤坂さんが定例会で、「いっしょにすることは、快感なんですよ」とおっしゃっていたことがあります。
まねを続けてもらうには、まねしたら得をする(ごほうびがある)ことから始まって、まねそのものが快感になる、まねしたらほめられて、うれしい→自信を持つ→進んでまねするようになる、ということでしょうか。
当時の私は、自閉症の有効な治療法として科学的根拠を持っているのはABAだけなのだから、やるしかない。と覚悟して、やり方を覚えるのに必死だったのと、理屈を読むと悲しくなってしまい、冷静にセラピーができなくなりそうでした。
その頃主人が何気なく、「この子は人まねをしないよね。だから覚えないんだ」と言ったのを思い出しました。
素人が言った言葉なので、ABAの始祖であるロバース博士は、どう説明されているのか?
昨年出版された、”自閉症児の教育マニュアル”を図書館で借りて、拾い読みしてみました。
”発達に遅れのある場合、人の行動の模倣が遅れたり欠けたりする。模倣は学習の非常に有効で、重要な手段である”と書かれています。
そうだった。まねをしたくない、まねに興味がない、まねができない、それらが重なり合っていたように思われました。
でもまねしてくれないことには、何も教えられません。
まねをすること自体を、一番最初に教えなくてはならないということでしょう。
まね、の一番の初歩が、入れる、いっしょにする、ことで、目で見て、単純な腕や手の動きをすること。腕や手は、こちらが持って誘導することもできる。
言葉を早く教えたいが、耳で聞いて、口の形も見たら2つの情報から、声帯や唇や顔の筋肉を動かす、といった複雑なまねは、とても高度で介助にも限界がある。だから後になってから教える、と想像がつきます。
藤坂さんが定例会で、「いっしょにすることは、快感なんですよ」とおっしゃっていたことがあります。
まねを続けてもらうには、まねしたら得をする(ごほうびがある)ことから始まって、まねそのものが快感になる、まねしたらほめられて、うれしい→自信を持つ→進んでまねするようになる、ということでしょうか。