7月26日 広島定例会ご報告
7月26日(日)に広島定例会が行われましたので、ご報告させていただきます。
14家族、大人30名(園の先生、見学の方も含む)、子ども11名、と多くの方にご参加いただきました。
特に初めて参加される方が多かったです。
個別指導は4組でした。
ABAを始めて間もない方が3組いらっしゃり、
マッチング、動作模倣、音声指示の初期三大課題と音声模倣が中心でした。
・強化子のお菓子が大きすぎないように(すぐになくなる大きさにする)
・お菓子以外の強化子を取り入れる(今回も、シャボン玉やキティちゃんレストランが大活躍!)
・できたら1秒以内に強化
・間違ったときは訂正させない(いったん引っ込めてプロンプトして正解させる)
・プロンプトは徐々に弱いものにしていく(プロンプトが弱ければ弱いほど自立しやすい)
などの基本事項を確認。
また、音声模倣では、なかなか発声してくれないお子さんに対し、
最初は、息を吸うような音も逆エコーして、強化。
そこから「ん~」と絞り出すような声の逆エコー、「あー」とか「うー」の逆エコーから、いつしか
「あ」→「あ」の音声模倣が引き出されていったプロセスは、見ていてとても感動しました。
それから、遅延動作模倣(離れたところでする)に取り組もうとしているものの、
座ったまますぐに模倣してしまうお子さんに対しては、
課題を”立たないとできない動作にする”などの工夫が提案されていました。
一大ドラマが次々と展開され、「今一番いいところなのに!」というタイミングで、
10分のタイマーが鳴ってしまっていましたね。
お子さんが成功したときに、会場の皆が、「わぁー」と笑顔と拍手で盛り上げていて、
これも定例会の素敵なシーンだなと思いました。
般化訓練は、4グループに分かれて行いました。
普段やらない課題に触れられたり、
よそのお子さんとわが子は反応の仕方が全然違うことに気づいたり、
手作りの教材(写真カードなど)を使わせてもらって感心したり、と
とても新鮮な体験ができ、セラピー準備のモチベーションも上がったような気がします。
集団プログラムは、
・動作模倣、
・手遊び歌、
・ボールのやりとり、キック、ボールを取ってくる、
・やり返し(トントン、パンチ)、追いかけることへの発展、
などでした。
特に、1人ずつ順番にやっていく課題のときは、「果たして我が子はできるのか!?」とドキドキ…。
いまいちできなかったものは、次回定例会でリベンジするぞ~と。
負けず嫌い精神に密かに火がつく?機会となりました。
講義テーマは「ことばの引き出し方」でした。
久々に、初級課題について取り上げる講義となりました。
特に、音声模倣についての話が中心でしたが、
「か」の音が数年越しで成功した例を映像でみせていただき、
飛び上るほど喜んでいるお母さんの姿から、
その背後にどれだけの努力があったかを想像して、胸が熱くなりました。
かつて、私自身も、あいうえお…の音声表とにらめっこしながら、
次はどの音かなと考えたり、思いがけず出た音に喜んだり、
「ま」の 音にだけは、やけに執着してしまったり(ママと呼んでもらいたいので)、
いつになったら全部の音が揃うのかなと気が遠くなったりしていたことが思い出されました。
最後に、初参加の方も含め、多くの方から活発に質問が出て、終了となりました。
今回、新しいスタッフで迎える初めての定例会で、
旧スタッフの先輩方に助けてもらったにも関わらず、予想通り、あたふた…。
不手際が多く、参加者の皆様には、ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
次回は、もう少しスムーズに運営できるように頑張ります。
お忙しい中お越しくださった藤坂さん、NOTIAのセラピストさん、ボランティアの皆様、参加者 の皆様、ありがとうございました。
次回は、11月22日(日)を予定しております。
今後ともよろしくお願いいたします。
14家族、大人30名(園の先生、見学の方も含む)、子ども11名、と多くの方にご参加いただきました。
特に初めて参加される方が多かったです。
個別指導は4組でした。
ABAを始めて間もない方が3組いらっしゃり、
マッチング、動作模倣、音声指示の初期三大課題と音声模倣が中心でした。
・強化子のお菓子が大きすぎないように(すぐになくなる大きさにする)
・お菓子以外の強化子を取り入れる(今回も、シャボン玉やキティちゃんレストランが大活躍!)
・できたら1秒以内に強化
・間違ったときは訂正させない(いったん引っ込めてプロンプトして正解させる)
・プロンプトは徐々に弱いものにしていく(プロンプトが弱ければ弱いほど自立しやすい)
などの基本事項を確認。
また、音声模倣では、なかなか発声してくれないお子さんに対し、
最初は、息を吸うような音も逆エコーして、強化。
そこから「ん~」と絞り出すような声の逆エコー、「あー」とか「うー」の逆エコーから、いつしか
「あ」→「あ」の音声模倣が引き出されていったプロセスは、見ていてとても感動しました。
それから、遅延動作模倣(離れたところでする)に取り組もうとしているものの、
座ったまますぐに模倣してしまうお子さんに対しては、
課題を”立たないとできない動作にする”などの工夫が提案されていました。
一大ドラマが次々と展開され、「今一番いいところなのに!」というタイミングで、
10分のタイマーが鳴ってしまっていましたね。
お子さんが成功したときに、会場の皆が、「わぁー」と笑顔と拍手で盛り上げていて、
これも定例会の素敵なシーンだなと思いました。
般化訓練は、4グループに分かれて行いました。
普段やらない課題に触れられたり、
よそのお子さんとわが子は反応の仕方が全然違うことに気づいたり、
手作りの教材(写真カードなど)を使わせてもらって感心したり、と
とても新鮮な体験ができ、セラピー準備のモチベーションも上がったような気がします。
集団プログラムは、
・動作模倣、
・手遊び歌、
・ボールのやりとり、キック、ボールを取ってくる、
・やり返し(トントン、パンチ)、追いかけることへの発展、
などでした。
特に、1人ずつ順番にやっていく課題のときは、「果たして我が子はできるのか!?」とドキドキ…。
いまいちできなかったものは、次回定例会でリベンジするぞ~と。
負けず嫌い精神に密かに火がつく?機会となりました。
講義テーマは「ことばの引き出し方」でした。
久々に、初級課題について取り上げる講義となりました。
特に、音声模倣についての話が中心でしたが、
「か」の音が数年越しで成功した例を映像でみせていただき、
飛び上るほど喜んでいるお母さんの姿から、
その背後にどれだけの努力があったかを想像して、胸が熱くなりました。
かつて、私自身も、あいうえお…の音声表とにらめっこしながら、
次はどの音かなと考えたり、思いがけず出た音に喜んだり、
「ま」の 音にだけは、やけに執着してしまったり(ママと呼んでもらいたいので)、
いつになったら全部の音が揃うのかなと気が遠くなったりしていたことが思い出されました。
最後に、初参加の方も含め、多くの方から活発に質問が出て、終了となりました。
今回、新しいスタッフで迎える初めての定例会で、
旧スタッフの先輩方に助けてもらったにも関わらず、予想通り、あたふた…。
不手際が多く、参加者の皆様には、ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
次回は、もう少しスムーズに運営できるように頑張ります。
お忙しい中お越しくださった藤坂さん、NOTIAのセラピストさん、ボランティアの皆様、参加者 の皆様、ありがとうございました。
次回は、11月22日(日)を予定しております。
今後ともよろしくお願いいたします。
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