【報告】平成29年度第2回神戸定例会(10/22)
各 位
お世話になっております。
神戸定例会スタッフのYです。
本日、平成29年度第2回神戸定例会を開催させていただきました。
台風の接近に伴う悪天候の中ご出席いただいた藤坂代表、杉本美花様、
関係者の皆様には、心よりお礼申し上げます。
本日の実施内容について、下記のとおりご報告させていただきます。
記
日 時 平成29年10月22日(日)13:20~16:10 (天気:雨)
場 所 兵庫勤労市民センター2階講習室
出席者 藤坂代表、杉本美花様、NOTIAセラピスト3名、ボランティア9名
参加者(大人)45名(付添除く)、子供18名
□参加者(大人)の内訳
【関係別人数】
保護者 44(34家族)、療育関係者 1
【地域別人数】
兵庫 21、大阪 13、京都 2、滋賀 1、岐阜 1
岡山 3、香川 1、徳島 1、鹿児島 2
【ABA歴】
1年未満 49%、1年以上2年未満 12%、2年以上3年未満 18%、3年以上 21%
今回の会は、台風接近のため、集団プログラムを中止にするなど当初の予定を30分短縮する
かたちで実施された。
1.個別指導
〇1組目(3歳)「『~していい?』に答える」
(指導内容)
代表は、まず、パチパチなどの音声指示ができること、「お名前は?」・「何歳?」・
「これ何?」などの質問に答えられることを確認し、その次に音声模倣ができることも確
認した。
その後、「さわっていい?」など「~していい?」の質問をし、答える前に「いい(いや)」
と言うプロンプトをするかたちでセラピーを行った。
最後に、徹底的にこのような試行を繰り返して行うよう指導を行った。
〇2組目(3歳)「色の命名(緑と黄緑の区別)」
(指導内容)
まず、緑+黄緑以外の3色、黄緑+緑以外の3色で色の受容ができていることを確認した。
次に、緑・黄緑を含んだ4色で色の受容の課題を行った。緑と黄緑の区別ができていなかっ
たので、指示を出して応える前に正解の色を触るかたちでプロンプトを行った。
その後、得意な色を加えるのもいいということで緑・黄緑・赤で試行を行った。
最後に、指示を出す順番を固定し、徐々にランダムに行うようにとの指導を行った。
また、「オレンジ」を「オンレジ」と言ってしまうなどの相談に対しては、「オタ、オカ、・・・オラ
ンダ・・・」など似た音の組み合わせで模倣の練習をし、徐々に「オレンジ」と言えるようにもって
いくのがいいとのアドバイスを行った。
2.講演会
講師:杉本美花様
「ABAに取り組む日々がわが子の人生をこう変えたー夢をつかんだ診断後9年目の報告」
[講演内容]※本当に素晴らしい講演でした。簡単な報告で申し訳ございません。
・10歳の今、伝えたいこと
・ABAで大切にしてきたこと
・初期の療育で大事だったと思うこと
・あらゆる機会をとらえて数を学習すること
・2歳、3歳の頃のABAセラピーの様子について(プロジェクターで投影)
・遊びながら言葉を引き出す日々について
・就学に向けて大切なこと
・普通学級に入級するために必要なこと
(名前が書けること、お手伝いは特に大切)
・就学前の小学校との面談のポイント
・就学時、障害を誰かにカミングアウトするかどうかについて
・就学後順調だった学校生活が暗転したこと、しかしながら、その後、困難に立ち向かい、
ABAの実践等により乗り越えていく様子について
・教育機会確保法(2017年2月施行)について
以下が参考になるかもしれません。
→(NHK解説委員室)http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/263477.html
この法律には、「休んでもよい」と「学校以外の場の重要性を認めた」という2つのキ
ーワードがあります。
・障害者差別解消法(2016年4月施行)について
以下が参考になるかもしれません
→(内閣府)http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/sabekai.html
この法律では、国・都道府県・市町村等や会社等の事業者に合理的配慮の提供をするこ
とが求められています。
・合理的配慮導入の注意事項、合理的配慮の実例について
・現在、お子様がプログラミングの分野で素晴らしい才能を発揮していることについて
3.その他
次回の開催日は未定です。
来年度以降の新スタッフにつきましては、引き続き、募集受付を行っております。
ご協力よろしくお願い申し上げます。
岡山市 Y
お世話になっております。
神戸定例会スタッフのYです。
本日、平成29年度第2回神戸定例会を開催させていただきました。
台風の接近に伴う悪天候の中ご出席いただいた藤坂代表、杉本美花様、
関係者の皆様には、心よりお礼申し上げます。
本日の実施内容について、下記のとおりご報告させていただきます。
記
日 時 平成29年10月22日(日)13:20~16:10 (天気:雨)
場 所 兵庫勤労市民センター2階講習室
出席者 藤坂代表、杉本美花様、NOTIAセラピスト3名、ボランティア9名
参加者(大人)45名(付添除く)、子供18名
□参加者(大人)の内訳
【関係別人数】
保護者 44(34家族)、療育関係者 1
【地域別人数】
兵庫 21、大阪 13、京都 2、滋賀 1、岐阜 1
岡山 3、香川 1、徳島 1、鹿児島 2
【ABA歴】
1年未満 49%、1年以上2年未満 12%、2年以上3年未満 18%、3年以上 21%
今回の会は、台風接近のため、集団プログラムを中止にするなど当初の予定を30分短縮する
かたちで実施された。
1.個別指導
〇1組目(3歳)「『~していい?』に答える」
(指導内容)
代表は、まず、パチパチなどの音声指示ができること、「お名前は?」・「何歳?」・
「これ何?」などの質問に答えられることを確認し、その次に音声模倣ができることも確
認した。
その後、「さわっていい?」など「~していい?」の質問をし、答える前に「いい(いや)」
と言うプロンプトをするかたちでセラピーを行った。
最後に、徹底的にこのような試行を繰り返して行うよう指導を行った。
〇2組目(3歳)「色の命名(緑と黄緑の区別)」
(指導内容)
まず、緑+黄緑以外の3色、黄緑+緑以外の3色で色の受容ができていることを確認した。
次に、緑・黄緑を含んだ4色で色の受容の課題を行った。緑と黄緑の区別ができていなかっ
たので、指示を出して応える前に正解の色を触るかたちでプロンプトを行った。
その後、得意な色を加えるのもいいということで緑・黄緑・赤で試行を行った。
最後に、指示を出す順番を固定し、徐々にランダムに行うようにとの指導を行った。
また、「オレンジ」を「オンレジ」と言ってしまうなどの相談に対しては、「オタ、オカ、・・・オラ
ンダ・・・」など似た音の組み合わせで模倣の練習をし、徐々に「オレンジ」と言えるようにもって
いくのがいいとのアドバイスを行った。
2.講演会
講師:杉本美花様
「ABAに取り組む日々がわが子の人生をこう変えたー夢をつかんだ診断後9年目の報告」
[講演内容]※本当に素晴らしい講演でした。簡単な報告で申し訳ございません。
・10歳の今、伝えたいこと
・ABAで大切にしてきたこと
・初期の療育で大事だったと思うこと
・あらゆる機会をとらえて数を学習すること
・2歳、3歳の頃のABAセラピーの様子について(プロジェクターで投影)
・遊びながら言葉を引き出す日々について
・就学に向けて大切なこと
・普通学級に入級するために必要なこと
(名前が書けること、お手伝いは特に大切)
・就学前の小学校との面談のポイント
・就学時、障害を誰かにカミングアウトするかどうかについて
・就学後順調だった学校生活が暗転したこと、しかしながら、その後、困難に立ち向かい、
ABAの実践等により乗り越えていく様子について
・教育機会確保法(2017年2月施行)について
以下が参考になるかもしれません。
→(NHK解説委員室)http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/263477.html
この法律には、「休んでもよい」と「学校以外の場の重要性を認めた」という2つのキ
ーワードがあります。
・障害者差別解消法(2016年4月施行)について
以下が参考になるかもしれません
→(内閣府)http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/sabekai.html
この法律では、国・都道府県・市町村等や会社等の事業者に合理的配慮の提供をするこ
とが求められています。
・合理的配慮導入の注意事項、合理的配慮の実例について
・現在、お子様がプログラミングの分野で素晴らしい才能を発揮していることについて
3.その他
次回の開催日は未定です。
来年度以降の新スタッフにつきましては、引き続き、募集受付を行っております。
ご協力よろしくお願い申し上げます。
岡山市 Y
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