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つみき通信

このブログは、つみきの会の代表や、会員の親御さん、セラピスト達からの便りをお届けするものです。ぜひ時々お立ち寄りください。

3/11東京定例会報告

3月11日(日)に東京定例会を開催しました。
今回は43家族61名の参加でした。
今回も群馬や静岡といった遠方からもお越し頂きました。

「個別指導」(3組)
1組目:3歳の男の子
音声模倣を嫌がってしまったり、強化子を取り上げると怒ってしまう。
・1音はしっかり言えている音が多い。
・1音でしっかり言えていない音を2音でいう時は少し間隔をあけて言い、徐々に間隔を詰めていくとよい。その2音に意味があるかないかは関係ない。

2組目:2歳8か月の男の子。
音声指示と動作模倣。
・子音があまり出ていない。動作に子音を織り交ぜると良い。(ブブブなど)
・子音を出すには舌を使うか、唇を使うしかない。

3組目:3歳2ヶ月の男の子。
マッチング。3D2Dマッチングが難しい。
・2Dは実際の教材を写真に撮って実物大で印刷するべき。マッチングするときはニュートラルにやる。無意識にプロンプトしている時があるので注意する。
・強化子は飽きないように。

個別指導は文章で表現することは難しく、実際に見て代表の話を聞かないとよく分からないので体験をおススメします。

「集団プログラム」
今回もボランティアさんにお手伝いいただき、歌やダンス、トンネルくぐり、あれは何だ~ごっこもしました。
そのあと一人ずつ名前を呼ばれて、みんなが大きな声で返事できていました。

「Shizuさんの講演」
~発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ~

Shizuさん自身、ダメな親でイライラして子供を叱りつける、という事をやってしまっていたそうです。
こうなると子供もママを困らせるダメな子、という自己否定をしてしまい、できるものもできなくなってしまいます。
そんなある時、叔父が遊びに来て子供と遊んでくれて、笑いが起きていた。
その様子を見て笑いの大切さに気が付いた。

幸せに暮らしていける、大丈夫!という自己暗示を大事にしています。
根拠のない自信ですが前向きに考えるようにしましょう。

口角をあげる事も大事。口角をあげると・・・
・マイナスの事を考えにくくなる。
・怒りにくくなる。
・その場の雰囲気をよくする。

子どもが間違えても間違えなくても子どもの事が好き、と伝える事。
子どもの前でディスってはダメ!
命令語や否定語はなるべく使わない。
指示待ち人間にならないように、ある時期になったら指示を控え、自分で気が付くように声かけを変えましょう。

自分らしく生きるコツは~~
①自分接待をする
②今ある幸せに気付く
③小さなことでも自分をほめる
④自分軸で生きる(~するべき、~であるべきに縛られない)
⑤不安、心配、自己否定、罪悪感 も否定せず、うまく付き合う

予期不安は起きるかどうかわからない事、考えても無駄。
でもそういう自分は認めてあげる、マイナスの気持ちも受け止めてあげる。

変わるのはまず自分!子供が見たいのは親の笑顔!
なんか知らんけど○○(子供の名前)は将来幸せに暮らしていける子、大丈夫!

というお話をいただきました。親自身が毒キノコになってマイナスオーラをふりまかない、根拠はなくても前向きに、変わるべきはまず自分、というお話が大変胸に響きました。お話を聞いてこれからの子供との接し方もよりよく変われそうな気がしてきました。
Shizuさん、本当にありがとうございました。

次回は7月ごろ開催予定です。
よろしくお願い致します。



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Author:つみき通信
NPO法人つみきの会は自閉症、広汎性発達障害という障害をもった子どもたちに、ABA早期家庭集中療育(ABAホームセラピー)を施す親とそれを支援する療育関係者の集まりです。
ABA療育に関心のある方なら、どなたでも参加頂けます。

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