仙台定例会報告
11月24日(日)
【個別指導】5組参加
*大なわとび
縄が気になって飛べなくなっていたので、
この時、大人の1,2,3の掛け声に合わせて縄を引くのではなく
* グー、チョキの維持
指を1本もしくは2本立てると維持せずすべて開いてパーにしてし
観察するとグーにしたときに親指を立てたまま手を握っていたので
大人が2~5指をおさえるときなるべくふわっとおさえ、
*ズボンのベルトを通し、締める
はく前ではなく、ズボンをはいてからベルトを通し、締める。
ベルトがよく見えるように上の服は体にぴったりしたもの(肌着や
バックワードチェイニングでベルトの穴を通して締めるところから
*歌、独り言の自己刺激が止まらない
家や学校で、
歌を注意して子供が泣いても折れず、歌を許可しないようにする。
鼻歌や小さい声なら許可してもらえるよう、
声の大小の模倣を利用し、
*腰を回す
腰を回す動きができず、
腰だけ左右に動かすために体重移動をさせる。
テーブルの上に手をつき、腰を左右に動かし、
【講義】自閉症療育のEBP(エビデンス・ベースド・
ESDMやJASPAERといった新しい形の療育の紹介もありま
しかし遊びながらABAをすること(共同注視を促す等)は、1分
5.質疑応答
参加者の質問に、藤坂代表からアドバイスいただきました。
参加された皆様、セラピストの田村先生、
次回開催は4月12日(日)です。
11月17日 広島定例会 開催のご報告
【個別指導(3組)】
1組目:事実のYes/No、箸
⇒ 食材に合わせて箸の種類を変えてみる(麺類は割り箸など) など
2組目:音声模倣
⇒ 苦手な音は、似た音でも発したら強化する など
3組目:位置(前後)
⇒ 少しずつ難易度を上げて般化する など
【般化訓練】
6家族が参加し、3家族ずつ2グループに分かれました。
各グループ、熱心にセラピーに取り組み、また親同士で活発に意見交換を行い、親睦が深まりました。
【講演『数の教え方』講演者:藤坂代表】
タイトルのとおり、数の教え方についての講演でした。
参加者のお子様(1名)にセラピーを実施しながら、説明していただきました。
(1)「いち」と「に」の区別
(2)「さん」
(3)「○こちょうだい」
(4)数える(4以上の数)
(5)「○個ちょうだい」※5個以上
(6)数字
(7)全部で何個?
今回も、貴重なお休みの日にご参加いただき、ありがとうございました。
次回の定例会は、2020年5月24日(日)に予定しております。
たくさんの方のご参加を、お待ちしております。
神戸定例会のご報告
藤坂代表、つみきの会事務局の皆様、定例会スタッフの皆様、
NOTIAのセラピストの方々、ボランティアの皆様、
そしてご参加頂いた皆様ありがとうございました。
なお、次回は、2020/3/29(日)、NOTIAスーパーバイザーの松井さん
をゲストに招いて開催予定です!
22組 大人37名,子供16名のご家族及び療育関係者の方が参加されました。
■個別指導
3組が受けられました。
[1組目]
なわとびの練習をされていました。
まずは、子供さんにジャンプだけ音声指示して、ジャンプした瞬間に
大人が縄をくぐらせ、飛べたら褒めて強化します。
縄を小波にして飛ばせる遊び方もありますが、ジャンプが斜め飛び
になりがちなのでやめておいた方が良いとのこと。
またジャンプがタイミング良く大きくなるように大人と向かい合っ
て手を掴んでジャンプの練習です。
次はリレーで使うバトンの先に縄をくくりつけて子供さんに持たせ、
子供はバトンを持ったまま動かさず大人が縄を回します。
(図 : 等幅フォントでご参照ください)
___—-___
| |
大↑ | 小 |
-— —— ←バトン
人↓ 供
この練習で縄が回ってくるタイミングでジャンプの練習です。
タイミング的には縄が上の時に子供にジャンプの指示をするのが
よいとのアドバイスがありました。
[2組目]
「勝ち負け」を教えられていました。
テーブルの上におやつをおいて、親子両方テーブルの上に手を置き、
声をかけて早く取った方が勝ち、というルールです。
・おやつを取るゲームですが、これをつみきに変えて、
”勝ったらおやつがもらえる”
というルールにして勝負の概念の抽象化をした方が良い。
・「負け」も教える。
・取ったらすばやく「誰の勝ち?」と聞いて
「ママ」または「(お子さんの名前)」
を言わせる。
と代表よりアドバイスがありました。
[3組目]
単音の音声模倣をされていました。
・おやつを見せて目がそちらに向いたときに親が単音を発し、口の
形を見せて模倣させる。
・モチベーションの高い強化子を選んでやる。
と代表よりアドバイスがありました。
■般化訓練
11組のご家族が実施されました。
■集団プログラム
手遊び歌、みんなで歩いて笛の合図でストップ、などをやりました。
■講義「会話の育て方」
藤坂代表より講義と実践動作を含めてご説明頂きました。
例えば「これ何?」の質問の自発を促す、です。子供が名前を知って
いる物と知らない物を混ぜてテーブルの上に横に並べて置いて、
「きりん」、「ぞう」、「パンダ」、【これ何?】、「うさぎ」
と順に物の名前を言わせる中で【これ何?】を言うようにプロンプト
するのが良い。子供が知らない物の名前はすぐに答えるのではなく、
【これ何?】を何度か練習してそろそろ他の知らないものに変えるか、
これ何?が上手く言えるようになってから答えることでこの練習を
長続きさせる工夫とする。
子供の知らない物は、途中(3つ目か4つ目)に置くのが良い、なぜ
なら最初”物の名前を答える”という流れを作り、途中で”知らない物”
が出てきたら子供の中で”何て言おう?”と考えるので、それの疑問
について【これ何?】を発することを教える目的があるから、
といったご説明がありました。
■質疑応答
参加者の質問に代表よりご回答・アドバイスを頂きました。