ABAと「わが家の桃太郎」の成長記 (3) 出会い
つみきの会に入会すると、附属DVDを購入できますね。
私、渋柿は、このDVDが大好きで、朝早起きして何度も見ました。
なかでも、音声模倣に4か月かかったという、男の子とお母さまのセラピーの様子がお気に入りです。
「ABAは、強化で、お菓子をあげたりするのが嫌だ」という方もおられます。
私たち家族は気にせずやっていますが、ABAは嫌だなという人の気持ちも分かります。
桃太郎、3歳1か月。
はじめてわが家に来てくれたのは、
セラピストの「すみれ先生」と、SVの「かえで先生」。
桃太郎のABAセラピーは、それまでは母親の「みかんさん」が、
つみきBOOKを読み、悩みながら、頑張ってくれていました。
セラピーでは、毎回ごほうびに食べものをあげたりはしなくて、
「かえで先生」は明るく元気に、なんども、高らかな声で褒めてくれます。
子どもだけでなく、ときより母親のことも褒めて、気持ちを高めてくれています。
「ごほうびにジュースはあげてもいいけど、ストローの先をこんなふうに指で折って、いちどにあまりたくさんは飲めないようにしておきます」。
なるほど。
「すみれ先生」は、強化子に「がちゃ」や、手作りの玩具を次々に繰り出してくれます。
そして、腕ブルブルとか、こちょこちょとか、「からだ遊び」。
「すみれ先生」の子どもへの触れ方、接し方が適切でとてもやさしい。
「何回やってもできなかったのに」と、みかんさんが言ったのは、
動作模倣の「ねんね」。
あたまの向きは、みかんさんの真似をして、同じ方向に傾けてくれますが、
両手を揃えて、かたむけた頬の側に添えることはしない、
右手を右の耳に、左手を左の耳に、あててしまう。
「かえで先生」のアドバイス。
まずはべつの習得済みの動作模倣をさせて、強化。
つぎに身体プロンプトをしっかり入れて、「ねんね」を成功させて、強化。
何度もくりかえす。
「右側より、左側の方が先にできそうですね」
そう見立てたら、まずは徹底的に左から。
エラーさせないように、身体プロンプトは素早く。
「その子によって違うんですけど、桃太郎君は早めの方がいいみたいです」
そんなことは、本を読んでいても気がつきませんね。
「身体プロンプトも、だんだん、腕を添えるくらいにして、減らしていきます」
そして。
こんなに何回もやるんですか? はい、こんなに何回も、集中してやるんです。
最後まで明るい雰囲気のまま、初回同行コンサルが終わりました。
はじめは独り言ばかりで、目はあわず、壁を見たり、横を向いたりばかりでしたが、
褒められて、桃太郎が誇らしい表情になる瞬間がありました。
「目がキラキラして可愛い」と、お二人の先生には、何度も言ってもらえました。
「すみれ先生」と「かえで先生」が、お二人で我が家に訪問され、桃太郎にセラピーをいただけるということは、
私たちの指名でもなく、偶然のことなのですが、
これが願ってもない出会いであったことは、疑いもありません。
とある講演でお聞きしたことですが、最近のABAは「洗練されています」。
ただ、素晴らしい本はあるのですが、一人で読んでいるだけでは難しいです。
百聞は一見にしかず。
私たちは悩み、不安で、傷ついてもいます。
定例会だけでもいい、
一人きりになることなく、ゆるやかにでも、
信頼できる誰かと、ずっと繋がっていたほうがいいと思います。
私、渋柿は、このDVDが大好きで、朝早起きして何度も見ました。
なかでも、音声模倣に4か月かかったという、男の子とお母さまのセラピーの様子がお気に入りです。
「ABAは、強化で、お菓子をあげたりするのが嫌だ」という方もおられます。
私たち家族は気にせずやっていますが、ABAは嫌だなという人の気持ちも分かります。
桃太郎、3歳1か月。
はじめてわが家に来てくれたのは、
セラピストの「すみれ先生」と、SVの「かえで先生」。
桃太郎のABAセラピーは、それまでは母親の「みかんさん」が、
つみきBOOKを読み、悩みながら、頑張ってくれていました。
セラピーでは、毎回ごほうびに食べものをあげたりはしなくて、
「かえで先生」は明るく元気に、なんども、高らかな声で褒めてくれます。
子どもだけでなく、ときより母親のことも褒めて、気持ちを高めてくれています。
「ごほうびにジュースはあげてもいいけど、ストローの先をこんなふうに指で折って、いちどにあまりたくさんは飲めないようにしておきます」。
なるほど。
「すみれ先生」は、強化子に「がちゃ」や、手作りの玩具を次々に繰り出してくれます。
そして、腕ブルブルとか、こちょこちょとか、「からだ遊び」。
「すみれ先生」の子どもへの触れ方、接し方が適切でとてもやさしい。
「何回やってもできなかったのに」と、みかんさんが言ったのは、
動作模倣の「ねんね」。
あたまの向きは、みかんさんの真似をして、同じ方向に傾けてくれますが、
両手を揃えて、かたむけた頬の側に添えることはしない、
右手を右の耳に、左手を左の耳に、あててしまう。
「かえで先生」のアドバイス。
まずはべつの習得済みの動作模倣をさせて、強化。
つぎに身体プロンプトをしっかり入れて、「ねんね」を成功させて、強化。
何度もくりかえす。
「右側より、左側の方が先にできそうですね」
そう見立てたら、まずは徹底的に左から。
エラーさせないように、身体プロンプトは素早く。
「その子によって違うんですけど、桃太郎君は早めの方がいいみたいです」
そんなことは、本を読んでいても気がつきませんね。
「身体プロンプトも、だんだん、腕を添えるくらいにして、減らしていきます」
そして。
こんなに何回もやるんですか? はい、こんなに何回も、集中してやるんです。
最後まで明るい雰囲気のまま、初回同行コンサルが終わりました。
はじめは独り言ばかりで、目はあわず、壁を見たり、横を向いたりばかりでしたが、
褒められて、桃太郎が誇らしい表情になる瞬間がありました。
「目がキラキラして可愛い」と、お二人の先生には、何度も言ってもらえました。
「すみれ先生」と「かえで先生」が、お二人で我が家に訪問され、桃太郎にセラピーをいただけるということは、
私たちの指名でもなく、偶然のことなのですが、
これが願ってもない出会いであったことは、疑いもありません。
とある講演でお聞きしたことですが、最近のABAは「洗練されています」。
ただ、素晴らしい本はあるのですが、一人で読んでいるだけでは難しいです。
百聞は一見にしかず。
私たちは悩み、不安で、傷ついてもいます。
定例会だけでもいい、
一人きりになることなく、ゆるやかにでも、
信頼できる誰かと、ずっと繋がっていたほうがいいと思います。
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