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つみき通信

このブログは、つみきの会の代表や、会員の親御さん、セラピスト達からの便りをお届けするものです。ぜひ時々お立ち寄りください。

ポジティブなアプローチ

つねきちです。

「環境だけを変えるのでもなく、子どもだけを変えるのでもなく、お互いのポジティブな相互作用にアプローチしていくABAは、様々な領域で活用されています。」

と、とあるセミナーで書かれていたのですが、なるほど、いい着眼点だな、と思いました。
とかく福祉業界などではご本人の特性を受け止めて、なるべく過ごしやすい環境を整えましょうということをいろいろな研修で言われます。けれど、環境を整えるだけでなく、当事者の、つまり子どもにもアプローチしていきましょうという点も忘れてはいけませんよね。
だからと言って、なんでも周りに合わせなさい、学びなさい、というのも違います。

環境と本人との相互作用がうまくいっていれば、ご本人も周りも生きやすいしハッピーなんじゃないでしょうか。
最近、ABAって理解して実践するとハッピーになれるよなあ、と改めて思うことが多くあります。
いいとこ探しがうまくなるし、できることも増えるし。

一人でも多くの皆さんが、そうやってたくさんのハッピーを感じていければいいな、と思いました。
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楽しむことを忘れない

つねきちです。
先日、つみきの会ではおなじみの田中桜子先生の「一般社団法人アジアパシフィックABAネットワーク」が主催した
「アメリカの現場から強度行動障害への支援の今を学ぶ」というお題のオンラインセミナーを拝聴しました。
講師はアメリカで活躍されているBCBAの藤原水奈先生という方でした。
話の内容は、アメリカで今どんな感じでやってるのか、とか身体拘束や重度の方への対処の際気を付けないといけないこととかだったんですが、印象に残ったことの一つが「ABAは楽しくなきゃ」ということでした。

必死になったりイライラしたり、そういうことではなく、いかに楽しくできるかということを追求する …というような趣旨のことをおっしゃっていたような気がするんですが(間違っていたらごめんなさい)私もセラピーでいかに難しいことを楽しんで教えられるかにプライドを持ってやっているようなところもあるので、大いに共感したのでした。

そうそう。ABAに出会って、実践して、うまくいくと、ほんといろんなことが楽しいんだよぉ、と画面の前で深くうなづいたのでした。

なんかたまにABAってスパルタでやるんでしょ?!というとんでもない誤解をされたりしますが、全然楽しいんだけど?!むしろ我慢とはだいぶ遠いけど?!と思っていたので、本場のアメリカのBCBAの方がそんな風に言ってくださっていたのでうれしかったのでした。

そりゃ人間ですから、笑ってばっかりってことないと思いますけどね。
でも何事も、楽しくやれれば何よりじゃないですか。意識して、楽しもう、って思って楽しめればね。もう最高ですよね。

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Author:つみき通信
NPO法人つみきの会は自閉症、広汎性発達障害という障害をもった子どもたちに、ABA早期家庭集中療育(ABAホームセラピー)を施す親とそれを支援する療育関係者の集まりです。
ABA療育に関心のある方なら、どなたでも参加頂けます。

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