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つみき通信

このブログは、つみきの会の各支部リーダーを始め、理事、事務局スタッフなど、つみきの会の活動を支えるスタッフたちからのお便りをお届けするものです。ぜひ、時々お立ち寄りください。

NPO法人つみきの会・繭合同 埼玉定例会報告

会員の皆様

埼玉定例会スタッフの山口です。
1月10日((日))『NPO法人つみきの会・繭(まゆ)合同 埼玉定例会』が行われましたので、報告させていただきます。
遠方よりお越し頂いた藤坂代表、ご協力いただいた繭の皆様、スタッフ、託児ボランティアさん、参加者の皆様、ありがとうございました。

今回の参加者は、大人40名・子供26名、埼玉県外からも参加いただきました。今回は、1歳~6歳代とお子様の年齢の幅が広く、3歳~4歳代が多い会となりました。

■個別指導(3組)

①音声模倣 *「お・え」などの音声模倣。

②3段階指示 *「あたま・ばんざい・ぱちぱち」などの3段階指示。

③セラピーの休憩後、かんしゃくを起こして座れないなどの対処法。

衣服の着脱 *ボタンのはめ方。

■般化訓練

3組の親子がそれぞれグループになり、初めに1組目がセラピーを行う。
2組目が、同じセラピーを行う。3組目の方がセラピーの感想やアドバイスを言う。
(別の人の指示で、同じことができるか確認。また、別のセラピストがセラピーを行うことで、気づきがある場合もある。)

■集団プログラム
①童謡にあわせて、唄いながら、手遊び歌を行う。
②ボランティアさんのトンネルを走ってくぐりったり、ハイハイでタンバリンにタッチしてゴールする。

■藤坂代表の講義 『文字の読み書き』

ここでいう文字を読むという事は、「あ」と言ったら、「あ」のカードを取れる事。(受容的弁別)
自閉症のお子さんの中には、訓練しても、言葉が出ない子もいる。しかし、言葉が出なくても、発音できなくても、教えることで、読めるようになる可能性はあるので、文字を教える価値はある。
例えば、「トイレ」という文字が発音出来なくても、読むことができれば、ここがトイレだとわかる。「流す」という漢字が読めれば、トイレで、「流す」ボタンがわかる。

①ひらがなの読み
個別のカードなどを用意し、ランダムローテーションで、受容と、表出を教える。
清音(あ・いなど)、その後、濁音(が行・ざ行など)、拗音ようおん(きゃ・きゅ・きょなど)。
その際、「きゃ」を教えるときに、「きや」でも「きゃ」と発音してしまうことがあるので、教える時は必ず「き・きゃ・きや」など3枚のカードを対比して、区別できるようにする。

②ひらがなの書き

*文字を書く前提として。
①ひらがなの受容的弁別ができる事。
②線模倣「─(横)・|(縦)・\(斜め)・○(丸)・曲線(半円の下、上、右、左の形)が書ける事。

まずは、B4くらいの落書き帳、クレパス、水性ペン、鉛筆などを用意し、6文字くらい書けるよう、十字線を引く。
最初は、「い・こ・し・つ」など簡単な文字からから始める。セラピストが見本を一筆ずつ書き、「こうして」と言って、下か横のスペースに書かせる。その後、完成した文字を見て、まねして書くように練習する。

また、我が子は現在、文字を書く練習に取り組んでおり、デモとして参加させていただきました。
我が子も、「い」などのはねにこだわってましたが、はねなどは気にせず、縦線2本と考え、「い」と読めれば良い。最初はハードルを下げ成功させる事。
模倣するのが難しい場合や、本人は模倣しているつもりでも、曲線が小さかったり、曲線の箇所が角ばってしまって、読めない場合など、
子供の右腕の脇から大人が左手を入れて、子供の持つペンの先にそっとあて、右手で子供の右手にそっと手を添えるようにして、両方向から軽くプロンプトする。

私も子供の右手を握って強引に教えてましたが、藤坂代表のこの教え方が絶妙で、実際に私もプロンプトして教えていただいたのですが、
全く強引な感じがなく、自然と正しい線に誘導され書いてしまうといった感じでした。

我が子は、代表が見本で書いてくださった文字に、「‟こ”は、こうやってー、こうやってー、こう書くんだよ!わかった~?」などと、減らず口をたたいてましたが、
藤坂代表は、微笑みながら、懐深く、子供の好きな強化子を見極め、丁寧に教えていただきました。有難うございました。
早速今日、この指導方法で教えてみましたが、本人がノリノリで、かなり自発的に、沢山書いてくれました。

定例会は、色々な側面から、どのようにセラピーを進めたら良いのか、具体的なヒントや、気づきがもらえる会だと思います。
現在取り組んでいる内容と異なった課題でも、とても勉強になりますので、是非、参加される事をお薦めします。

次回の埼玉定例会は、4月2日(土)を予定しております。

以上、報告とさせていただきます。


埼玉スタッフ 山口

  
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NPO法人つみきの会は自閉症、広汎性発達障害という障害をもった子どもたちに、ABA早期家庭集中療育(ABAホームセラピー)を施す親とそれを支援する療育関係者の集まりです。
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