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つみき通信

このブログは、つみきの会の各支部リーダーを始め、理事、事務局スタッフなど、つみきの会の活動を支えるスタッフたちからのお便りをお届けするものです。ぜひ、時々お立ち寄りください。

卒業メッセージ(Hさん)

会員のHさんより、卒業メッセージをいただきました。以下紹介します。

***

息子は現在、小学校6年生です。現在、健常児と一緒に市立小学校に通っております。中学は、そのまま地元の公立中学に行く予定です。

そこまで書くと問題ないではないかと思われると思いますが、中学を前に小児精神科にかかることにしました。

MRIと脳波の測定をしたところ脳波には異常なし、しかしMRIの検査で異常が発見されてしまいました。

息子は生まれながら、脳の構造に欠陥を抱えていたのです。これでは、自閉症とおなじ症状が出るのは当然だとのこと。しかしながら診断が確定しないのは構造からくるものだからだとのことでした。

私は、今までの疑問がすべて解決するような、そんな気持ちになりました。なるほど、そういうことだったのか。

息子は生まれながら、人とは違うハンディーキャップを背負っていたのです。ただ、本人の努力、早めの早期療育により脳の中で機能が失われている部分を補う働きが起きて、ここまできたのだと。

脳が一生懸命、その働きを補うように回路を作っていたのです。

私は、本当にわが子に早期療育をして良かったと、改めて思いました。MRIの映像を見て愕然とする一方、それでもここまで来たのかと。脳の可能性をあきらめてはいけないと感じました。

実際、医者はここまでだと言語能力、会話認知能力に相当ダメージがある筈なのだが、と少々不思議がっていました。(何回も首をひねっておりましたので、その先生が扱った事例ではまったく無い事だったみたいです。)

息子は今まで健常児と肩を並べて頑張ってきました。もうダメかなと諦めが起きるとなぜか伸びて、諦めてはいけないんだなと反省する毎日でした。しかし、どうしても根幹の部分で健常児との開きを埋めることができずにいました。

きっとそれが発達障害なんだろうと。

発達障害ではなく脳の機能障害。息子と同じ障害を持つ子がどれくらいの割合でいるのか分かりませんが、ABAは本当に強い味方でした。セラピーの分だけ息子は伸びていきました。2歳半で始めて、4歳の幼稚園入学時には驚くほどの成長で、あとでみなさんが正直な感想を言っておられましたが(息子が7歳くらいになってからですが)、中には「信じられない」と思ったママさんもおられたようです。

息子はこれからも人とは違うハンディーキャップを抱えながら、頑張っていかねばなりません。息子が幸せに暮らせる場所を探すまで、長い闘いは続きます。つみきの会に出会って本当に良かったと思います。発達に不安のある子へのサポート教育法として、ABAが広く普及することを願っています。

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NPO法人つみきの会は自閉症、広汎性発達障害という障害をもった子どもたちに、ABA早期家庭集中療育(ABAホームセラピー)を施す親とそれを支援する療育関係者の集まりです。
ABA療育に関心のある方なら、どなたでも参加頂けます。

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