つみき通信

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卒業メッセージ(たっちゃんママ)

会員のたっちゃんママさんから、卒業メッセージをいただきました。二回に分けて、ご紹介します。

***

 「子供に障碍があると言われて、ほっとした。」私は、これを経験した一人です。それから、見たことも聞いたこともない「つみきの会」に飛び込みました。

 親として、あれほど恐れ 認めたくない「障碍」を指摘され ほっとする程 打ちのめされていたあの頃は、今のような穏やかな日々が訪れるとは、ツユほども思えませんでした。

 現在、小5になる<かなり遅れのある>末息子のたっちゃんは、幼稚園から私のシャドー付きで、通常級に通っています。

「下の子にかまいっきりになると、上の子がかわいそうになる」と心配されていた兄姉も、四月からは、各々希望の学校へと、大きな一歩を踏み出そうとしています。

 私の父は、「親父が単身赴任、弟が自閉症で、母がつきっきりの中、なかなか幅のある、ええ子らにそだった。何より、たっちゃんが、優しい顔をしとる」といつも言ってくれます。

 今、つみきの会に 飛び込んだ9年を振り返ると、沢山の珠玉の言葉をいただいたように思います。
せっかくの「卒業記念」に、感謝とともに、ここに紹介させてください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*専門施設に絶望し、友人にPCの前で、相談した時。
「週数回、専門に行ったゆうて、どうなるんよ。これ「つみき」は、週30時間じゃろ、全然違うが」
→ この言葉で、入会しました。

*つみきの会に入会し、ビデオやつみきブックを見て、これを1人でやるんだと不安になった時、父から
「マニュアルもあるんか。なら、やるしか無いのう。ほいで あんたならできよう」

*当時 愛媛に住んでいた私たちは、1番近くの定例会が大阪でした。「遠い」とこぼすと 父
「心臓病でもなんでも 子どものため 田畑売って アメリカでも行っとる。大阪なら近いわ。行って来い」
 →主人が、それもそうだ、と、開眼しました。

*先輩の友人(元支援校教諭)に、ABAをやると話すと
「子どもはな、ありがとうで育てるんよ。ありがとうよ。障碍を背負ったお子さんの親は、どうしても、すみません で育てやすい。でもな、あなたが、ありがとうで育てるんなら、そのABAでも何でもやったらええ」
 →この言葉は、今でも私の胸に響いています。ありがとうございます。

*ABAを始めて、初の帰省中。祖父母たち
「たっちゃん、バイバイ。あ、たっちゃん、バイバイした!! すごいすごい、バイバイ出来たなあ!!!」
 →初めて、たっちゃんの行動で、心から喜んでもらえました。たっちゃんに,笑顔を向けてもらえるなら、 たとえ「餌付け」と言われても、一向にかまわないと思いました。

*藤坂さんの発達相談で
「いろんな療育がありますが、この子はABAが一番伸びると思います。」
→困りごとを聞くだけ聞いて、うやむやにする専門ばかりだったのが、初めて、はっきりと、具体例を示していただきました。

*定例会で、周りがどんどん進んでいく現状を 目の当たりにして、弱音を漏らすと 父
「この世は どの世界も競争社会じゃ。 経済も運動も勉強も、競争社会で成り立っとる。障碍の世界も 決して例外ではないじゃろう。」

「どうあれ、自分のコースを走れよ。周りのペースに合わせたら、早いにせよ、遅いにせよ、見失うで。自分のペースで前に進めよ」

*幼稚園の担任の先生
「どんな子であれ、あくまで私が担任です。担任の子の責任は、私にあります。」
「たっちゃんがいるから、これができないということは、ないです。それより、たっちゃんがいたから、これができた、ということは、沢山あります。」
→何事も、子供の、ましてや、障碍のせいになんかせず、自分の指導の未熟さが原因、というお考えの先生でした。勿論、指導はピカ1でした。

*幼稚園のクラスメイトが、どの子もたっちゃんに親切にする様子を見て、園長先生の言葉
「教育のすばらしさです。みんな たっちゃんの良いところを たくさんみているんです。」

*課題が滞り始めたとき 父が
「お前の期待しとる未来は ないと思えよ。でも、この子は幸せで」
→障碍から脱却させてあげることが できなかった母ですが、この子の幸せに、少しは貢献できたかな。救われた一言です。

*地元の医者
「実は、ぼくは自分の目が信じられません。ABA、勉強しないといけないなあ…」

*小学校入学に関して、折れそうになっていたとき 当時の支援者の一言
「どの学校、学級に入れるかは、親が、子供にとって1番と思えるところを込めるんです。それに対し、学校は、否定することはできないんです。そのお子さんを、では、どのように伸ばそうかと考えるのが、学校の立場です。」

(つづく)

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NPO法人つみきの会は自閉症、広汎性発達障害という障害をもった子どもたちに、ABA早期家庭集中療育(ABAホームセラピー)を施す親とそれを支援する療育関係者の集まりです。
ABA療育に関心のある方なら、どなたでも参加頂けます。

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