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つみき通信

このブログは、つみきの会の代表や、会員の親御さん、セラピスト達からの便りをお届けするものです。ぜひ時々お立ち寄りください。

新潟定例会の報告

会員の皆様 

7月3日(日)に開催された新潟定例会についてご報告いたします。
開催にあたっては、密を避け、20人限定で個別指導のたびに教材の消毒等、新型コロナ感染予防対策を行いました。初参加の方も数名訪れ、静かな中に熱気のある会になりました。

【個別指導】7組(うち3組は初個別指導)
*食事スキル:(おはしの使い方)
*形容詞:(いちばん)大きい、(いちばん)小さい
*音声模倣:単語の抑揚
*アカデミックスキル:計算、数字目盛りの読み
*表情を読む:「どんな気持ち?」
*平仮名を書く(自分の名前の文字よりも、書きやすい文字を先に)
*マッチングから動作模倣

3歳から7歳まで、お子様たちの課題進行状況はさまざまなでしたが、代表にはお子様の状態を即座に汲み取っていただけて、個々に合わせた対応をしていただけました。強化子を上手く用いて子どもさんの気持ちを乗せることの大切さを感じました。

【代表講義】 就学期以降のABAへの取り組み方
小学校入学以降も、教え方の基本は変わりません。スモールステップ+プロンプト+強化で教えて、問題行動は、消去+DROで減らします。
代表のお嬢様の就学期以降についてご紹介いただきました。
小中学校の9年間は、必要なことは、学校の勉強も、身辺自立も、主に親が教えてきた、といってよいくらいだったそうです。
学校以外では、親として、入浴スキルなどの身辺自立、交通安全を教え、また、ピアノを教えたとのお話でした。
講演の途中では、ピアノ演奏の動画を見せていただき、みんなで聞き入りました。
交通安全に関しては、
車を避け、信号をよく見て止まること。
信号が青になっても、すぐに飛び出すのは危ない。車が突っ込んでくることがあるから。
青になっても車を確認したり、他の人が渡るのを待って渡るように教えることが大切、と話されました。

また、「支援学校・支援学級に通う場合、家で何を教えたらいいのか」ということについてもお話があり、参考になりました。

参加された皆様、セラピストの皆様、遠方よりお越しの藤坂代表、本当にありがとうございました。次回開催は2022年10月9日(日)です。皆様のご参加をお待ちしております。

新潟定例会スタッフ:藤中
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Author:つみき通信
NPO法人つみきの会は自閉症、広汎性発達障害という障害をもった子どもたちに、ABA早期家庭集中療育(ABAホームセラピー)を施す親とそれを支援する療育関係者の集まりです。
ABA療育に関心のある方なら、どなたでも参加頂けます。

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