つみき通信

このブログは、つみきの会の各支部リーダーを始め、理事、事務局スタッフなど、つみきの会の活動を支えるスタッフたちからのお便りをお届けするものです。ぜひ、時々お立ち寄りください。

名古屋療育ライフ その7 なぜ、”いっしょにする”ことからはじめるのか

息子に家でセラピーを始めた頃の事から書こうとして、なぜ、つみきをおわんにいれたり、物をいっしょにすることから始めるの?と今になって疑問がわきました。

当時の私は、自閉症の有効な治療法として科学的根拠を持っているのはABAだけなのだから、やるしかない。と覚悟して、やり方を覚えるのに必死だったのと、理屈を読むと悲しくなってしまい、冷静にセラピーができなくなりそうでした。

その頃主人が何気なく、「この子は人まねをしないよね。だから覚えないんだ」と言ったのを思い出しました。
素人が言った言葉なので、ABAの始祖であるロバース博士は、どう説明されているのか?
昨年出版された、”自閉症児の教育マニュアル”を図書館で借りて、拾い読みしてみました。
”発達に遅れのある場合、人の行動の模倣が遅れたり欠けたりする。模倣は学習の非常に有効で、重要な手段である”と書かれています。

そうだった。まねをしたくない、まねに興味がない、まねができない、それらが重なり合っていたように思われました。
でもまねしてくれないことには、何も教えられません。
まねをすること自体を、一番最初に教えなくてはならないということでしょう。

まね、の一番の初歩が、入れる、いっしょにする、ことで、目で見て、単純な腕や手の動きをすること。腕や手は、こちらが持って誘導することもできる。
言葉を早く教えたいが、耳で聞いて、口の形も見たら2つの情報から、声帯や唇や顔の筋肉を動かす、といった複雑なまねは、とても高度で介助にも限界がある。だから後になってから教える、と想像がつきます。

藤坂さんが定例会で、「いっしょにすることは、快感なんですよ」とおっしゃっていたことがあります。
まねを続けてもらうには、まねしたら得をする(ごほうびがある)ことから始まって、まねそのものが快感になる、まねしたらほめられて、うれしい→自信を持つ→進んでまねするようになる、ということでしょうか。
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