つみき通信

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卒業メッセージ

年末に、つみきの会の全会員が登録する「つみきメーリングリスト」に呼びかけて、就学を迎えるなどして早期療育が一段落した会員さんに、これからABAを始めようとしている会内外の親御さんに向けてのメッセージをお願いしたところ、さっそくKさん(仮名)から以下のメッセージが寄せられました。

「息子は2歳になっても発語も指差しもなく、自閉症と診断されました。
いま思えば、息子の知的な遅れや自閉症のサインははっきりしており、親としてまったく認識不足だったのですが、当時はまさかの診断に非常に衝撃を受けてインターネットをさまよい、つみきの会にめぐりあいました。
運が良いことにすぐに地元で定例会があったので参加し、家庭内ABAも始め、NOTIAの訪問セラピーもお願いしました。

ABAセラピーのために用意した小さな机と椅子に息子を座らせて課題をさせると、スッと背を伸ばして取り組み、それだけで何か知的なモードのスイッチが入ったように見え、光明が差したように感じました。

定例会の運営スタッフの方には、診断直後の何もわからず動揺している私に親身にお声かけいただき、地元の療育情報も教えていただいて本当に助かりました。

ABAを始めて間もなく、指差しが出て、発語も語尾1音だけから徐々に出始め、2音、3音…、そして、二語文、三語文となり…。
満2歳時点のK式でDQ50だったのですが、3歳6ヶ月の田中ビネーでは遅れもデコボコもないという評価になりました。

指さして意思を表現するという回路すら、どういうわけか繋げられないまま2歳にまでなり、当時は息子も苦しかっただろうと思います。ABAというきっかけがあってはじめて、その回路が繋がりました。つみきの会との出会いがなければ、ここまでの伸びはありませんでした。

ほぼ2年間にわたり、ABAのお世話になりましたが、5歳のいまはABA療育はいったんお休みしています。
就学後は普通級でやっていくことになるだろう息子です。本人が「周りを見て自分で「学ぶ力」がどのくらいあって、年少~年長の3年間でどのくらい伸ばせるものか、試してみようと、年少さんになるとき思い切って、家庭内ABA、訪問セラピー、ほかの療育通いもすべて止め、親があえて教えるということは何もせず、保育園内での学習の時間と、こどもチャレンジの教材に気が向いたら取り組むというだけにしてみたのです。

するとやはり、文字、日付、時計、箸など、就学前に身につけておきたいスキル面がなかなか進まず、ABA的に教えればきちんと入るだろう…と分かっているだけにヤキモキしましたが、5歳半過ぎからようやく、ひらがなの読みだけはほぼ大丈夫になりました。
就学まであと1年ありますので、そのあいだには残りのスキルも何とかなるのではないか…と願っています。

ギリギリでなんとかなっていなければ、またABAでひとまず追いつかせることもできるはず…と。

というわけで本当の卒業ではなく、いまは単にセラピーをお休みしているだけなのですが、お子さんの診断直後で悩んでいらっしゃる方のために何か参考になればと寄せさせていただきました。」

以上です。Kさん、ありがとうございます。

これからも、新たな卒業メッセージや体験談が寄せられましたら、またこの場で紹介させていただきます。

つみきの会代表
藤坂龍司
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NPO法人つみきの会は自閉症、広汎性発達障害という障害をもった子どもたちに、ABA早期家庭集中療育(ABAホームセラピー)を施す親とそれを支援する療育関係者の集まりです。
ABA療育に関心のある方なら、どなたでも参加頂けます。

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