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つみき通信

このブログは、つみきの会の各支部リーダーを始め、理事、事務局スタッフなど、つみきの会の活動を支えるスタッフたちからのお便りをお届けするものです。ぜひ、時々お立ち寄りください。

大阪定例会報告(12月22日)

12月22日に行われました、大阪定例会の報告を致します。

藤坂代表、つみきの会事務局の皆様、定例会スタッフの皆様、
NOTIAのセラピストの方々、ボランティアの皆様、
そしてご参加頂いた皆様ありがとうございました。

19組 大人 33名,子供  15名のご家族及び療育関係者の方が参加されました。


■個別指導
3組が受けられました。


[1組目]
【マッチング】をされていました。
ABAを始めたばかりのご家庭で、藤坂代表より、課題の提示の仕方や、強化子の取り扱い等のアドバイスがありました。

[2組目]
【位置課題】をされていました。
手旗で上下の練習をする際、指示を出す前の基本のポジションを上下のどちらでもないところ(代表は肩に旗を担がせるのがおすすめ)にして、弁別しやすいようにすると良いとのアドバイスがありました。

[3組目]
【板書(文字の写し)】をされていました。
板書(文字の写し)の際に、写す文字を良く見ないとのことであったため、こちらが書いたものを声に出して読ませて、それから書かせると良いと代表よりアドバイスがありました。


■般化訓練
14組のご家族が実施されました。

■集団プログラム
藤坂代表が前に立ち、全体で、代表の動作模倣、手遊び歌、ボランティアさんを交えて、トンネルくぐり等、皆で楽しく取り組みました。


■講義「自閉症療育のEBP」
「EBP:エビデンス・ベースド・プラクティス」の説明と、DTT、ESDM、JASPERの概要説明をしていただきました。


■質疑応答
参加者の質問に代表回答・アドバイスを頂きました。


次回は、2020年4月19日(日)の開催を予定しています。

仙台定例会報告

1124日(日)に開催された仙台定例会についてご報告いたします。大人9人、子ども6人が参加し、栃木から初参加の方もいました。  

【個別指導】5組参加

*大なわとび
縄が気になって飛べなくなっていたので、縄の横でジャンプをさせ、子供が飛んだタイミングで縄を引き、子供はその場でジャンプしただけで縄跳びができるようになる。

この時、大人の1,2,3の掛け声に合わせて縄を引くのではなく、子供の飛ぶタイミングに合わせて「いーち、にーい」と声をかけると成功体験を詰める。

* グー、チョキの維持

  指を1本もしくは2本立てると維持せずすべて開いてパーにしてしまう。

観察するとグーにしたときに親指を立てたまま手を握っていたので、グーの時は親指を曲げ、他の指が開かないように親指でカギをかける。

  大人が25指をおさえるときなるべくふわっとおさえ、指と手のひらで穴(ずいずいずっころばしで指が入るくらい)を作らせる。おさえる指は徐々に本数を減らしプロンプトをフェードアウトする。 

*ズボンのベルトを通し、締める 

  はく前ではなく、ズボンをはいてからベルトを通し、締める。ベルトは短いものが扱いやすい。
  ベルトがよく見えるように上の服は体にぴったりしたもの(肌着やTシャツ)で練習する。
  バックワードチェイニングでベルトの穴を通して締めるところからさかのぼって教える。体の後ろに通すときは大人が手を添えてあげる。毎回全部ベルトを抜き、ズボンに通すところを子供に見せる

*歌、独り言の自己刺激が止まらない

  家や学校で、大人がぴったりそばについていないと高確率で歌や独り言が出る。大きい声で歌ってしまう時もあり、先生との信頼関係に影響が出つつある。

歌を注意して子供が泣いても折れず、歌を許可しないようにする。

鼻歌や小さい声なら許可してもらえるよう、一瞬でも静かにできたらほめてもらうように先生にお願いし、静かにする行動を強化する。
声の大小の模倣を利用し、静かにするよう注意するときは大人も小さい声で行う。

*腰を回す 

  腰を回す動きができず、首を回したり上半身のみ左右に折ってしまう。

腰だけ左右に動かすために体重移動をさせる。

  テーブルの上に手をつき、腰を左右に動かし、出来るようになったら回す。テーブルの支えも徐々にフェードアウトしていく。


【講義】自閉症療育のEBPエビデンス・ベースド・プラクティス)

 

ESDMJASPAERといった新しい形の療育の紹介もありましたが、遊びの中で熟練者なら1分間に6回も訓練内容を入れるという一瞬たりとも気の抜けない方法で、一般の親には難しいように感じました。

しかし遊びながらABAをすること(共同注視を促す等)は、1間に6回は無理でも少しずつならば出来そうなので、実践したいと思います。

 

5.質疑応答

参加者の質問に、藤坂代表からアドバイスいただきました。



 

参加された皆様、セラピストの田村先生、遠方よりお越しの藤阪代表本当にありがとうございました。今回も大変勉強になりました。

次回開催は412日(日)です。


11月17日 広島定例会 開催のご報告

2019年11月17日(日)に、広島定例会が開催されましたので、ご報告いたします。

【個別指導(3組)】
1組目:事実のYes/No、箸
 ⇒ 食材に合わせて箸の種類を変えてみる(麺類は割り箸など) など

2組目:音声模倣
 ⇒ 苦手な音は、似た音でも発したら強化する など

3組目:位置(前後)
 ⇒ 少しずつ難易度を上げて般化する など


【般化訓練】
6家族が参加し、3家族ずつ2グループに分かれました。
各グループ、熱心にセラピーに取り組み、また親同士で活発に意見交換を行い、親睦が深まりました。

【講演『数の教え方』講演者:藤坂代表】

タイトルのとおり、数の教え方についての講演でした。

参加者のお子様(1名)にセラピーを実施しながら、説明していただきました。



(1)「いち」と「に」の区別

(2)「さん」

(3)「○こちょうだい」

(4)数える(4以上の数)

(5)「○個ちょうだい」※5個以上

(6)数字

(7)全部で何個?



今回も、貴重なお休みの日にご参加いただき、ありがとうございました。

次回の定例会は、2020年5月24日(日)に予定しております。
たくさんの方のご参加を、お待ちしております。

神戸定例会のご報告

11月10日に行いました神戸定例会の報告を致します。

藤坂代表、つみきの会事務局の皆様、定例会スタッフの皆様、
NOTIAのセラピストの方々、ボランティアの皆様、
そしてご参加頂いた皆様ありがとうございました。


なお、次回は、2020/3/29(日)、NOTIAスーパーバイザーの松井さん
をゲストに招いて開催予定です!


22組 大人37名,子供16名のご家族及び療育関係者の方が参加されました。

■個別指導
3組が受けられました。
[1組目]
なわとびの練習をされていました。
まずは、子供さんにジャンプだけ音声指示して、ジャンプした瞬間に
大人が縄をくぐらせ、飛べたら褒めて強化します。
縄を小波にして飛ばせる遊び方もありますが、ジャンプが斜め飛び
になりがちなのでやめておいた方が良いとのこと。
またジャンプがタイミング良く大きくなるように大人と向かい合っ
て手を掴んでジャンプの練習です。
次はリレーで使うバトンの先に縄をくくりつけて子供さんに持たせ、
子供はバトンを持ったまま動かさず大人が縄を回します。
(図 : 等幅フォントでご参照ください)
___—-___
| |
大↑ | 小 |
-— —— ←バトン
人↓ 供

この練習で縄が回ってくるタイミングでジャンプの練習です。
タイミング的には縄が上の時に子供にジャンプの指示をするのが
よいとのアドバイスがありました。


[2組目]
「勝ち負け」を教えられていました。
テーブルの上におやつをおいて、親子両方テーブルの上に手を置き、
声をかけて早く取った方が勝ち、というルールです。
・おやつを取るゲームですが、これをつみきに変えて、
”勝ったらおやつがもらえる”
というルールにして勝負の概念の抽象化をした方が良い。
・「負け」も教える。
・取ったらすばやく「誰の勝ち?」と聞いて
「ママ」または「(お子さんの名前)」
を言わせる。
と代表よりアドバイスがありました。

[3組目]
単音の音声模倣をされていました。
・おやつを見せて目がそちらに向いたときに親が単音を発し、口の
形を見せて模倣させる。
・モチベーションの高い強化子を選んでやる。
と代表よりアドバイスがありました。

■般化訓練
11組のご家族が実施されました。

■集団プログラム
手遊び歌、みんなで歩いて笛の合図でストップ、などをやりました。

■講義「会話の育て方」
藤坂代表より講義と実践動作を含めてご説明頂きました。
例えば「これ何?」の質問の自発を促す、です。子供が名前を知って
いる物と知らない物を混ぜてテーブルの上に横に並べて置いて、
「きりん」、「ぞう」、「パンダ」、【これ何?】、「うさぎ」
と順に物の名前を言わせる中で【これ何?】を言うようにプロンプト
するのが良い。子供が知らない物の名前はすぐに答えるのではなく、
【これ何?】を何度か練習してそろそろ他の知らないものに変えるか、
これ何?が上手く言えるようになってから答えることでこの練習を
長続きさせる工夫とする。
子供の知らない物は、途中(3つ目か4つ目)に置くのが良い、なぜ
なら最初”物の名前を答える”という流れを作り、途中で”知らない物”
が出てきたら子供の中で”何て言おう?”と考えるので、それの疑問
について【これ何?】を発することを教える目的があるから、
といったご説明がありました。

■質疑応答
参加者の質問に代表よりご回答・アドバイスを頂きました。

新潟定例会のご報告

7月28日(日)に開催された新潟定例会についてご報告いたします。大人18人、子ども6人が参加し、放課後デイや学童、福祉関係の非会員の方も訪れました。

【個別指導】3組参加
*3Dー2Dマッチング =教材はアンパンマンのキャラ3体
2Dマッチング(3枚の写真と写真のマッチング)はできるが、3枚の写真とフィギュアが難しい。切り抜きとフィギュア、3体から2体に減らすなどの工夫が必要。
アンパンマンシリーズだと分かりにくいので、教材をコップとバナナなど色や形、種類を全く違うものにするといい。

*「〇〇どこ?」「ここ」「〇〇どれ?」「これ」
コツは最初からプロンプトして間違わせないこと。一つの教材で「どこ?」「どれ?」に答えさせる。クリアしたらランダムローテーション。
確実に理解したら教材を少し離したところに置き、「〇〇どっち?」「こっち」に進む。

*2桁の数字の読み
1から20まで読めるが、単独、例えば6と16の数字カードなどでは混乱してしまう。
実は20〜30の方が簡単。15より25、35の方が分かりやすいので、こっちから教える手もある。
左右違う数字の方が言いやすいので単独で読ませる。順番で覚えるのではなく、2桁の読みに慣れさせる。25や35や45を単独で言わせて、そのあとは受容的命名。
選ばせていくうちに25を「に、ご」ではなく「にじゅうご」が定着していく。自閉症の子にとって十の位はミステリー。「15はなぜ1と5がくっついているの?」となる。

【集団プログラム】
*動作模倣、手遊び
「あれなんだ」の指差しで果物にタッチ。次は目線だけで果物にタッチ。紐を輪っかにして電車ごっこ、人間アーチをくぐる。次は伸ばした紐を片手で掴んで電車ごっこ。最後は紐なしで電車ごっこ。親子でテーブル運び、一人で椅子運び。

【講義 上級課題いろいろ】
NOTIAでは、2年前から1ケースだけだが、実験的に週20~30時間の早期集中介入に取り組んでおり、「W30 プロジェクト」と名付けている。課題は代表がお子さんの状態に合わせて立案している。そのW30のお子さんが上級課題に入ってきたので、最近の主な課題から、「つみきプログラム」にないオリジナルな課題を中心に紹介した。

・認知系課題
絵に開かれた情報から犯人を特定する。誰もいない部屋の中に置いてあったケーキが食べられている!ドアには鍵がかかっているけど、あれ?ドアの下に小さな穴が空いているぞ。「犯人は誰だ?」①ぞうさん②パンダさん③ねずみさん

・問題解決思考
犯人は誰だ?の発展。問題を解決するためにどのような手段を取ったらいいのかを考える。
「わあ火事だ!誰に助けてもらったらいい?」①火の神様②水の神様③風の神様

・ことば系課題
反論とその理由。「これ馬だよね」「違うよ」「なんで」「シマシマ模様があるからこれはシマウマ」。考えることが苦手だったので、理由を言わせる。考えさせる。

・「さー」言葉
健常の子には「あのね、それでね期」が3歳くらいで始まる。情報交換の要領で「あのねー先生ねー昨日ねースーパーでアイスを買った」「あのねー〇〇ちゃんねー幼稚園でねージャングルジム登った」と、自分のことを話させる。
あのねーが言えるようになったら、自分の好きなものばかり話すようになってしまったので話を促す。「あのね、で何かお話して」「あのねー〇〇くんと遊んだ」「へー何して遊んだの?」「すべり台」
接続詞「それでさー」の導入。「今日プールした」「それでP(プロンプト)」「それでねーお顔つけした」

・「り」言葉
日本語にはうっかり、てっきり、ゆっくり等「り」で終わる言葉が多い。こっそり、びっくり、がっかりと書かれたカードを用意して、「先生ガリガリ君が買いたかったけど、売り切れていたんだよーどれ?」「草むらを歩いていたらへびが出てきたんだ、どれ?」とカードを選ばせる。

・〜だけにあるもの
物の特徴を言わせようとしても、『特徴』が分からない。ぞうとサイとシマウマを並べて「目があるのは?」「鼻があるものは?」とそれぞれ答えさせ「シマシマがあるのは?」「シマウマ」「だけP」「だけ」と違いを認識させる。「サイだけにあるもの言って」「角」「キリンだけにあるものは?」「長い首」

認知系課題で実際に使われた代表作のイラストが配布され、今回も和やかで大変勉強になる定例会でした。
参加された皆様、セラピストの皆様、遠方よりお越しの藤坂代表、本当にありがとうございました。
次回開催は11月3日(日)です。
皆様のご参加をお待ちしております。

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プロフィール

つみき通信

Author:つみき通信
NPO法人つみきの会は自閉症、広汎性発達障害という障害をもった子どもたちに、ABA早期家庭集中療育(ABAホームセラピー)を施す親とそれを支援する療育関係者の集まりです。
ABA療育に関心のある方なら、どなたでも参加頂けます。

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